研究課題/領域番号 |
22K11447
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
安陪 晋 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 講師 (10359911)
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研究分担者 |
渡邉 佳一郎 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 助教 (20634554)
鈴木 善貴 徳島大学, 病院, 講師 (40581393)
大川 敏永 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 助教 (40726006)
河野 文昭 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (60195120)
大倉 一夫 徳島大学, 病院, 講師 (70304540)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 閉塞性睡眠時無呼吸症 / PSG / 周波数解析 / 口腔内装置 / いびき / いびき音 / 睡眠判定 |
研究開始時の研究の概要 |
超高齢社会に突入し、閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)の患者が増加し、国民健康上の重大な問題となっている。OSAは眠気に加えていびきの音についても訴える患者を経験する。 いびきの発生メカニズムを詳細に解明し、いびきを防止することが喫緊の課題であり、OSAの根本治療の開発につながる可能性がある。そこで本研究は、OSAの治療法のひとつに口腔内装置(OA)を装着したOSA患者を対象として、いびきの発生メカニズムとOAの治療効果を評価することを目的としており、いびきの解消とOSAの根本治療を目指した次世代型OAの開発を最終目標とする。
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研究実績の概要 |
本研究は近年超高齢社会に突入し、閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)の患者が増加し、国民健康上の重大な問題となっている。OSAは眠気に加えていびきの音についても訴える患者を経験する。 いびきの発生メカニズムを詳細に解明し、いびきを防止することが喫緊の課題であり、OSAの根本治療の開発につながる可能性がある。そこで,軽度あるいは中等度のOSAに対する標準的治療のひとつとして上下顎に装着する口腔内装置(OA)が頻用されている。しかし、過去の報告ではOSA患者に対するOAを用いた治療では無呼吸や低呼吸に対する治療効果は示されているが、いびきに対する治療効果については定量的な検討は行われていない。いびきの解消は、患者および患者家族の睡眠の質の向上を図るうえでは、必要不可欠なことであり、臨床的にも意義深い。 本研究ではOA装着前後における、OSA患者のいびきについて周波数解析により定量的に評価するとともに、側面頭部エックス線規格写真分析およびCTを用いた上気道の3次元的形態分析により顎顔面骨格・軟組織の形態的特徴を総合的に評価することで、顎顔面骨格系の特徴といびきの発生との関係を明らかにしようとすることとしている。さらに、いびきの解消とOSAの根本治療を目指した次世代型OAの開発を最終目標とする。 研究代表者は一般社団法人日本睡眠学会の睡眠歯科専門医を取得しており,OAの要である咬合採得の新しい方法についても既に報告している。日々の臨床に利用しているだけでなく,紹介元の医院とのOAの効果判定から,患者の状態を確認するように努めている。 本年度は,既にボイスレコーダーと音声解析システムを購入し,既にいびきの音声解析を始めた。それにより,いびき音にある一定の規則性が認められた。今後はこれを検証していく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究では既に,当科で所有している簡易型睡眠呼吸モニターを用い,さらに購入した録音聞き及び周波数解析ソフトにて,健常者での解析を試みており,解析方法のアウトラインについて検証しつつある。また,新たな解析ソフトについても検討を行っており,デモタイプでの検証も行っている。さらに,新たな口腔内装置についても検証を行いつつある。 以上により,概ね順調に進展していると評価した。
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今後の研究の推進方策 |
まずは,いびきの周波数解析を優先して行っていきたい。また,被験者となる患者への依頼をするために,倫理委員会からの承認を得たいと考えている。それに伴う,患者説明用の書類作成および睡眠スケジュール作成を行っていく。 これと同時に,周波数解析のさらなる検証と追加実験方法や追加項目の検証を行っていく予定である。
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