研究課題/領域番号 |
22K11453
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 |
研究代表者 |
石井 良平 大阪公立大学, 大学院リハビリテーション学研究科, 教授 (40372619)
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研究分担者 |
内藤 泰男 大阪公立大学, 大学院リハビリテーション学研究科, 教授 (40342224)
井上 貴雄 大阪河崎リハビリテーション大学, リハビリテーション学部, 講師 (40779427)
林 良太 関西医科大学, リハビリテーション学部, 助教 (50967255)
大類 淳矢 大阪河崎リハビリテーション大学, リハビリテーション学部, 助教 (30883970)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 脳波 / 統合失調症 / デフォルト・モード・ネットワーク / 認知リハビリテーション / 作業療法 / デフォルトモードネットワーク |
研究開始時の研究の概要 |
統合失調症患者の認知リハビリテーションNEAR(Neuropsychological Educational Approach to Cognitive Remediation)前後の認知機能・精神症状の評価と脳波測定・解析が並行して行われ、後にリハビリテーション効果とDMNの間の相関の検討が行われる。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、統合失調症の認知機能障害に対して、より選択的で効率的な認知リハビリテーションに応用するために、認知機能障害を脳活動のネットワークの障害として定量的に評価することである。そのために、日常臨床において幅広く普及し、安価で簡便、非侵襲な検査である脳波検査を用いて、デフォルトモードネットワーク(Default Mode Network: DMN)をはじめとする安静時脳内ネットワークを解析し、統合失調症の認知機能障害の重症度との関連性を表すバイオマーカーとして描出する。これにより、統合失調症の脳内ネットワークの異常を、認知リハビリテーションの導入・効果判定のための脳機能の定量的評価として確立する。更に、認知リハビリテーションに対する反応性を、リアルタイムな脳内ネットワーク解析から定量化し、より効果的な認知リハビリテーションのための客観指標として応用できる可能性を検討する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響で、臨床データの収集が遅れており、延長によって更にデータ収集と解析を進めていく予定である。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響で、臨床データの収集が遅れており、延長によって更にデータ収集と解析を進めていく予定である。
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