研究課題/領域番号 |
22K11527
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
中條 正英 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (60882165)
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研究分担者 |
海江田 英泰 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 助教 (40894241)
中村 俊介 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (90836107)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 前十字靭帯損傷 / 膝拘縮(関節線維症) / HMGB1 |
研究開始時の研究の概要 |
膝関節拘縮(関節線維症)は前十字靭帯再建術の一般的な術後合併症の一つであるが、その後の治療経過に大きな影響を与える。術後の炎症反応と関連があるとされる。ダメージ関連分子パターン(DAMPs)は、免疫、炎症系の活性化により様々な疾患に関わっており、治療のターゲットとして注目を浴びている。中でもHMGB1は代表的な起炎性のDAMPsとして働き、初期の急性炎症を誘導することが分かっている。本研究の目的は、HMGB1の働きを抑制することで、関節線維症を予防することができるかを検証する。
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研究実績の概要 |
前十字靭帯再建術後拘縮モデルラットで、抗HMGB1中和抗体投与、抗HMGB1阻害剤投与による拘縮予防効果の有無を検討した。前十字靭帯を切除し、尾腱を用いて片膝に前十字靭帯を再建し、対側膝は無処置の対照とした。抗HMGB1抗体投与群、HMGB1阻害剤投与群、Sham群に分けて評価した。しかしながら可動域測定器具に不備が生じ測定の再現性が得られなくなったため、正確な評価が行えていない。 薬剤投与のタイミングに関しても、条件検討を行っているが、前述の可動域測定器具の問題で中断している。 関節包の炎症や線維化の組織学的評価を行ったが、現時点では個体差があることや個体数の少なさから評価するに至っていない。 今後は可動域測定器具が完成し次第、実験を再開し再度評価を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
可動域測定器具に不備が生じたため、実験が中断してしまっている。
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今後の研究の推進方策 |
可動域測定器具が完成次第、個体数をを増やし実験を行う予定
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