研究課題/領域番号 |
22K11529
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 |
研究代表者 |
横山 久代 大阪公立大学, 都市健康・スポーツ研究センター, 教授 (10647829)
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研究分担者 |
出口 美輪子 大阪公立大学, 大学院生活科学研究科, 特任助教 (10793557)
本宮 暢子 大阪公立大学, 大学院生活科学研究科, 特任教授 (70864586)
弘原海 剛 関西大学, 人間健康学部, 教授 (90248162)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | パラアスリート / 糖質飲料 / 上肢エルゴメータ / 運動負荷試験 / 最大酸素摂取量 / 脂肪酸化率 / パラチノース / 脊髄損傷 / 皮下グルコースモニタリング / glycemic index |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、脊髄損傷を伴うアスリートの試合時の糖質摂取戦略の確立に向け、まず彼らの試合時の糖質摂取の実態と、糖質摂取における課題について調査する。そのうえで実践可能な糖質摂取方法(糖質の種類やドリンク中の糖質濃度、摂取タイミング)を考案し、その方法での糖質摂取が運動負荷時のエネルギー代謝・基質酸化率ならびに血糖変動に及ぼす影響について調べ、さらに運動パフォーマンスを改善させるかどうかを検証する。
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研究実績の概要 |
年度前半は、予備試験として、上肢エルゴメータを用いた運動負荷試験の妥当性を検証するための試験を継続して実施した。その結果、上肢エルゴメータを用いた運動負荷試験で求めた最大酸素摂取量や、心拍数に対する酸素摂取量は、下肢エルゴメータによる運動負荷試験で求めた場合に比べ、過小評価されることが示唆された。これらの研究成果について国内、国際学会にて報告を行った。以上の結果を受けて、特に常時車いすを使用するパラアスリートを想定して、上肢が有酸素トレーニングされている場合には下肢エルゴメータを用いて運動負荷試験を行った場合と、心拍数と酸素摂取量との関係に差異がないかどうかについて試験を実施し、現在試験結果の分析を行っている。 また、今後実際に脊髄損傷を伴うパラアスリートを対象とした運動負荷試験を実施するにあたり、パラアスリートや一般の受傷後患者を対象としたリハビリ、トレーニング、パフォーマンス評価に多数の実績がある和歌山県立医科大学みらい医療推進センターを訪れ、上肢エルゴメータによる運動負荷試験を実施する際の技術的な指導を受け、現在までにあきらかにされていることと照らし、今後の研究の方向性についても共有した。 さらに、本研究計画の前半に予定した、運動開始直前の糖質摂取が運動パフォーマンスならびに運動時の糖・脂質代謝に及ぼす影響に関する試験を開始した。現時点でパラアスリート2例を対象とした試験を終了している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
パラアスリートの被験者を募集しているが、予測よりも応募が少なく、現在までに想定した試験数を満たしていない。
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今後の研究の推進方策 |
ひきつづき糖質摂取が運動パフォーマンスならびに運動時の糖・脂質代謝に及ぼす影響に関する試験について、パラアスリートならびに健常者を対象として実施する。同意が得られたパラアスリートについて、実際の競技(車いすマラソンを想定)時に持続皮下グルコースモニタリングを行い、血糖安定性や疲労度に対する糖質補給の効果を糖質の種類毎に検証する。
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