研究課題/領域番号 |
22K11530
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 山陽小野田市立山口東京理科大学 |
研究代表者 |
宇野 直士 山陽小野田市立山口東京理科大学, 共通教育センター, 講師 (70713212)
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研究分担者 |
浅野 真誠 近畿大学, 産業理工学部, 准教授 (80408707)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ロービジョン / 移動支援 / 空隙またぎ / リスク認識 / 行動選択 / 視覚障害 / 触覚情報 |
研究開始時の研究の概要 |
ロービジョン者による転落・接触事故の原因には、視覚情報の減衰とそれを起因とする身体動揺等がある。そのため、ロービジョン者が移動する場合、モノやヒトに触れ、得られた触覚情報をフィードバックすることで歩行速度を調節し安全な移動を企図する。一方で、ロービジョン者が実環境下を移動する際、歩行環境や同行援護者の有無等によって感覚情報の重みづけは変化する。本研究では、複数の感覚情報を組み合わせたマルチモーダルな移動支援の方法を検証する。
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研究実績の概要 |
ロービジョン者が実環境下を移動する際、歩行環境や同行援護者の有無、眼疾患の病態等によって視覚や聴覚、触覚等の感覚情報の重みづけは変化する。そのため、ロービジョンケア分野では近年、画一的な移動支援から複数の感覚情報を組み合わせたマルチモーダルな移動支援への転換が目指されている。本研究では、①時間的・空間的制約下のリスク回避動作と感覚情報の関係性を解明し、②保有視機能×環境を考慮した最適な情報提示方法を実環境下で検証する。そして、③歩行訓練や同行援護等の移動支援で活用可能なマルチモーダルなガイドラインの作成を目的としている。 当該年度は、晴眼者16名を対象に求心性視野狭窄やオクルージョン等のロービジョンにみられる視覚状態をシミュレーションレンズにより再現し、視覚状態と空隙またぎ動作の関係性について検証した。更に、動作実行に伴い時間的制約を設定し、その際のSTAI尺度等を用いて特性-状況不安値を測定した。次年度は、事前情報の種類が移動動作や心理不安感に与える影響について検討を進める。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
予定していた実験を遂行し、当該年度の目的を達成したため。
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今後の研究の推進方策 |
当該年度は、異なる視覚状態が空隙またぎ段差時の心理および動作に与える影響について基礎的な実験データを取得することができた。今後はデータ解析をおこない成果公表を進めるとともに、当初予定していた第2実験および第3実験を遂行する。
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