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高齢者の長期間の自主継続型運動教室への参加が医療費や要介護認定におよぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 22K11531
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関郡山女子大学

研究代表者

諏訪 雅貴  郡山女子大学, 家政学部, 准教授 (50464392)

研究分担者 安田 俊広  福島大学, 人間発達文化学類, 教授 (50323184)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード自主継続型運動教室 / 高齢者 / 医療費 / 要介護認定 / 運動教室 / 介護認定
研究開始時の研究の概要

本研究は、高齢者の長期間の自主継続型運動教室への参加が、医療費、要介護認定、および疾患罹患におよぼす影響について、縦断的に検討することを目的とする。
本研究の運動教室は期限を定めておらず、現時点で約1500名の5年以上の運動教室への参加状況に加えて、健康診断結果、疾患罹患、問診、医療費、体力などのデータを継続的に蓄積している。本研究により、長期間の継続的な運動教室参加と、医療費や要介護認定との関係が明らかとなれば、運動継続による医療費低減や介護予防に関する健康づくり施策立案などに貢献できると考えらえる。

研究実績の概要

2023年度は、まず本研究を遂行するための環境、特にデータ取得のための環境の構築を継続した。本研究で用いるデータは多岐にわたっており、それらのデータの管理または保有先が複数に分かれている。運動教室への参加状況や体力測定の記録は、運動教室を運営する企業が保有している。一方で、健康診断結果、医療費、要介護認定状況などは市の健康福祉部内の異なる課が管理している。よって、個人情報等に配慮しながら、各データを紐付けできる状態に加工してから取得する必要があるためである。これらの進行状況については、昨年度までのコロナ禍の影響もあり、遅延気味であったが、一部のデータは取得可能な状況となった。
運動教室への参加状況については、3年間の月ごとの参加回数を集約し、取りまとめた。要介護認定状況についても、参加者全員の2024年2月までの状況についてのデータが取得できたため、集約作業を行なった。その結果、運動教室参加者1250名(男性351名)のうち、要支援・要介護認定を受けているものは98名であった。その内訳として、要支援1:31名、要支援2:14名、要介護1:23名、要介護2:15名、要介護3:6名、要介護4:7名、要介護5、2名、となっていた。このほか、過去に要支援・要介護認定を受けていた参加者も17名いた。現在、健康診断結果や医療費のデータを申請中であり、取得次第他のデータと紐付けし、関連性について横断的及び縦断的に解析できるよう、準備を進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

近年の個人情報の管理の厳格化や、コロナの影響により、本研究に必要な各種データ取得の環境構築に遅れが見られている。一方で、本研究に関連する国内外の研究状況の調査については概ね順調に進んでいる。

今後の研究の推進方策

本研究は、すでに蓄積している各種データを紐付けして解析していく内容であるため、順次データを取得し、統計解析と論文化を速やかに進めていく。これまで行政各担当者とのやりとりを継続し、本研究で用いるデータは近いうちに大部分を取得できる予定である。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 労働活動と死亡・疾患リスク -身体活動パラドックス-2022

    • 著者名/発表者名
      諏訪雅貴
    • 雑誌名

      地域ケアリング

      巻: 24 ページ: 65-68

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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