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災害時の公共スポーツ施設における避難所運営モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 22K11539
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関東海大学

研究代表者

秋吉 遼子  東海大学, 体育学部, 講師 (60738813)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード公共スポーツ施設 / 避難所 / 運営 / 質 / スフィアスタンダード / 災害
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、指定管理者制度を導入している公共スポーツ施設において、適切な避難所運営が行われるためのモデルを構築することである。そのため、副目的①公共スポーツ施設における適切な避難所の運営と質を明らかにする、②自治体と指定管理者の役割分担を明確にできない要因を明らかにする、③自治体と指定管理者の役割分担を明確にできない要因の解決策を提示することの3つを設定する。研究期間4年の中で、災害時の公共スポーツ施設における自治体と指定管理者の役割分担を明確にし、適切な避難所運営が行われるためのモデルを構築する。

研究実績の概要

本研究の目的は、指定管理者制度を導入している公共スポーツ施設において、適切な避難所運営が行われるためのモデルを構築することである。そのため、副目的①公共スポーツ施設における適切な避難所の運営と質を明らかにする、②自治体と指定管理者の役割分担を明確にできない要因を明らかにする、③自治体と指定管理者の役割分担を明確にできない要因の解決策を提示することの3つを設定した。
2023年度は、引き続き、国内外問わず、避難所運営に関する情報(書籍、論文、各自治体等のマニュアル等)を収集するとともに、災害支援の国際基準と言われているスフィアスタンダードを積極的に取り入れている自治体に対し、インタビュー調査を行った。スフィアスタンダードに関する取り組みを積極的に取り入れることができた背景として、南海トラフ地震への備えとして予算を確保できたことが大きな要因であった。自治体職員、災害時コーディネーター、医療関係者等も巻き込み、スフィア・プロジェクトの研修を県内の各自治体を巡回し継続的に実施している。実際に避難所が開設された際に実施できるか否かは、大きな震災が発生していないため検証することができていないが、研修を複数回受講する人もおり、避難所の質の担保に貢献すると推察される。事業開始時は、予算と人員の確保、スフィアの理解が障壁となるため、準備と対策が必要となる。公共スポーツ施設においては、他の公共施設と比較して、特段特筆すべき点はない。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルス感染症の影響により、インタビュー調査の実施が遅れたことと、当初予期していなかった事象が起きたため。

今後の研究の推進方策

近年の指定管理者の避難所運営に関する傾向を把握するため、インタビュー調査を実施するとともに、好事例自治体へのインタビュー調査を行う。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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