研究課題/領域番号 |
22K11578
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
楠堀 誠司 県立広島大学, 生物資源科学部, 准教授 (10513856)
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研究分担者 |
高橋 和孝 日本女子大学, 家政学部, 助教 (60848539)
篠原 秀典 日本体育大学, 体育学部, 助教 (50468782)
井田 博史 上武大学, ビジネス情報学部, 教授 (20392194)
高橋 憲司 長崎国際大学, 人間社会学部, 講師 (10511206)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ソフトテニス / カットサーブ / 飛翔軌跡 / 打点 / インパクト |
研究開始時の研究の概要 |
ソフトテニス競技において近年その拡がりを見せているカットサーブの採用は,ゲームスタイル変更という変化をもたらしつつある.その一方でカットサーブ自体の研究はまだ行われていないが,優れたカットサーブの飛翔軌跡はテニスや野球のボールとは異なる軌跡であることが観察できる.本研究では,カットサーブの飛翔軌跡を定量化し,インパクト現象の解析を行うことで優れたカットサーブの達成要因を明らかにすることである.
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研究実績の概要 |
研究会誌初年度であったため,当初計画の通り必要機材の購入,機材操作の習熟,関連ソフトウェアのトレーニングに時間を割いたため,研究発表等は行っていない. 高速度カメラ購入ができるまでこれら作業を開始することができない状況であったが,世界的な資材不足の影響を受け,納入が計画よりも4ヶ月以上遅くなってしまった. したがって,実験(撮影)に必要なその他の備品等の選択・購入をその間に済ませ,これまでの実験よりも容易に操作ができる環境整備を行った. さらに,撮影機器として必要なLED発光体(無線制御)の予備品の作成を行い,実験に備えた. 実験予定場所であったところが,改築工事になり,実質使用不可ということが3月になって判明し,今後実験実施場所の選定にも時間を割く必要が生じた.また,2023年度はアジア競技大会開催の影響を受け,実験実施時期の決定にも支障を生じかけたが,現在12月に実施ということで決定した. 10月では香川県高松市で開催された全日本選手権において予備撮影を実施し,カットサーブ時の打点把握を行うために300Hzでの撮影を行った.その結果,殆どのプレーヤーが立位姿勢時の膝下で打球していることが分かった.打点が高い場合でも腰部以下であることも確認できた.これらの結果を踏まえて,撮影範囲の決定を行う計画である.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
アジア競技大会開催のため,被験者プレーヤー確保のタイミングが12月までずれ込んでしまうことになった.また,実験実施場所であった日本体育大学健志台キャンパスの体育館が全面改築になり,実験場所の再選定を行う必要が生じた.さらに,6月以降に元々の実験予定場所での予備撮影を計画していたがこれも現時点では不透明になってしまったことなどから,上記のような判断を行った.
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今後の研究の推進方策 |
5月下旬以降に一旦日本体育大学に出向き,実験全体像を確認しながらの予備撮影を行う計画である.現在撮影環境として二つの方法を検討しているが,それらのうちどちらが精度が高く,また,実際に実施可能かどうかも含めて検討することにしている.
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