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分岐鎖アミノ酸代謝物マイオカインの血糖上昇作用機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22K11612
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関東京医科大学

研究代表者

宮崎 照雄  東京医科大学, 医学部, 准教授 (60532687)

研究分担者 本多 彰  東京医科大学, 医学部, 教授 (10468639)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード持久性運動 / 分岐鎖アミノ酸 / マイオカイン / 血糖 / エネルギー
研究開始時の研究の概要

本研究は,持久性運動時に低下する血糖の代替エネルギー源として,骨格筋で異化される分岐鎖アミノ酸バリンの中間代謝物である3ヒドロキシイソ酪酸(3HIB)が,血糖値を上昇させるマイオカインとしての生理作用をもつ事を明らかにする。
そのため,本研究では,ラットに3HIBを投与して,血糖値を調節するホルモンの分泌変化や交感神経の興奮などを評価する実験動物を用いた検討と,肝臓における糖新生への3HIBの作用と交感神経興奮に関わる短鎖脂肪酸受容体GPR41に対するリガンド作用を評価するために培養細胞を用いた検討を行う予定である。

研究実績の概要

本研究は,分岐鎖アミノ酸であるバリンが骨格筋内でエネルギー源として異化される際に生じる中間代謝物3ヒドロキシイソ酪酸(3HIB)が、持久性運動時に低下する血糖値を上昇させるマイオカインとしての生理作用を明らかとする事を目的としている。昨年度は、ラットを用いて、3HIB投与後の血糖値や血糖上昇ホルモン(アドレナリン,ノルアドレナリン等)の変化に大きな作用が見られなかったため、今年度は、マウスへの3HIB投与による影響について検討した。その結果、3HIB投与後の血糖値や肝グルコース値の有意な上昇と共に血清中アドレナリン値の上昇を確認した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

昨年度のラットを用いた結果を踏まえて、今年度は、マウスを用いて検討し、良好な結果が得られた。

今後の研究の推進方策

3HIB投与後のマウスより採取した検体において、血糖値を高める因子について、血糖上昇ホルモンや肝臓中糖新生制御遺伝子等についての検討を行っている。さらに、ホルモン分泌や肝糖代謝を制御する自律神経系の受容体に対する作用についての評価も検討中である。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Influence of increased valine intermediate 3-hydroxyisobutyric acid in brain tissues on the endurance exercise ability in rats2023

    • 著者名/発表者名
      Teruo Miyazaki, Kei Ebina, Akira Honda
    • 学会等名
      ECSS 2023
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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