研究課題/領域番号 |
22K11729
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
島袋 充生 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (60271144)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 2型糖尿病 / 糖尿病 / 食行動 / 身体活動 / 遺伝子多型 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究課題「新規糖尿病サブクラスの病態解明:遺伝基盤を背景にした食行動・身体活動性変容の機序」では、5つの臨床パラメータによる深層学習で同定された新規糖尿病サブクラスの食行動・身体活動性の違いを遺伝的背景とともに検証することで疾患表現系を抽出し、それぞれの基盤病態を推定して動物実験等で解明すること目指す。これら病態の解明は、糖尿病診断と治療の見直しと進化、すなわち糖尿病の先制診断、先制治療につながると予測される。
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研究実績の概要 |
第1:新規糖尿病サブクラスの食行動・身体活動性の変容の違いを遺伝的背景とともに検証(疾患表現系の抽出) 本研究では、福島糖尿病内分泌代謝コホート等のデータベース対象者(合計2500名程度)で、5つの成人発症糖尿病サブクラス別に疾患表現系を調べた。コホート研究登録時および前向き、後ろ向きの診療情報(既往歴、家族歴、生活歴、処方薬、血液・尿検査、登録病名、腹部超音波検査、骨塩定量検査、心エコー、腹部エコー、CT等)を電子診療録で調査して、データベースへ入力する。評価項目は、①血糖関連指標(HbA1c、HOMA2R、HOMA2β、膵島関連自己抗体 等)、②古典的合併症(網膜症、腎症、心筋梗塞、脳卒中、心不全)および新規合併症・併存症(がん、骨粗鬆症、認知症、サルコペニア、抑うつ)の有病率、発症率、③身体特性(体組成、体脂肪分布、骨格筋量、筋力、歩行速度)、④食行動指標(食行動質問表、食物摂取頻度調査 FFQ、こころの健康に関する5質問表)、⑤身体・生活活動性指標(運動習慣、ADL、活動量 等)、⑥遺伝指標(網羅的遺伝子多型パネル)である。網羅的遺伝子多型パネル、ジャポニカアレイNEO(東北大学ToMMo)を用いて、5つの成人発症糖尿病サブクラス別に、有意水準の遺伝子多型が検出された(令和6年5月24日日本糖尿病学会シンポジウムで報告)。現在これらの遺伝子多型を元に多遺伝子リスクスコアの作成を試みている。 第2、基盤病態を推定し動物実験等でそれぞれの基盤病態を解明すること(仮説作成と実証) 上記で有意水準となった遺伝子多型より。糖尿病サブクラスの遺伝的背景と食行動、身体特性、生活活動指標から疾患表現型を抽出する(既報で有意だった遺伝子多型)予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
おおむね順調に推移している。
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今後の研究の推進方策 |
5つの成人発症糖尿病サブクラス別に、有意水準の遺伝子多型を組み込んだ多遺伝子リスクスコアの作成を試みている。
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