• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

心肥大関連タンパク質TWEAKRの新規相互作用に焦点を置いた心肥大機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22K11766
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関近畿大学

研究代表者

前西 修  近畿大学, 医学部, 講師 (20298946)

研究分担者 井上 敬夫  近畿大学, 医学部, 助教 (00441006)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード心肥大 / 高血圧
研究開始時の研究の概要

高血圧性疾患の大半を占める心肥大に対して、降圧薬による治療でも改善がみられず、心肥大が増悪する例も多く存在する。従って、心肥大に対して直接的な作用をもつ新たな治療標的を選出する必要があると考えられる。治療標的となりうる可能性のある心肥大関連タンパク質を模索していた中、タンパク質発現量と心肥大進展との間に密接な関係がある心肥大関連タンパク質を明らかにした。更にこのタンパク質の新規の相互作用タンパク質が存在することを発見した。本研究では、心肥大関連タンパク質の新規相互作用タンパク質を介した心肥大機構の解明を行うとともに、心肥大関連タンパク質を標的とした直接的な心肥大治療薬の探索を行う。

研究実績の概要

高血圧性疾患の大半を占める心肥大に対して、降圧薬による治療でも改善がみられず、心肥大が増悪する例も多く存在する。従って、心肥大に対して直接的な作用をもつ新たな治療標的を選出する必要があると考えられる。治療標的となりうる可能性のある心肥大関連タンパク質を模索していた中、タンパク質発現量と心肥大進展との間に密接な関係がある心肥大関連タンパク質を明らかにした。更にこのタンパク質に新規の相互作用タンパク質が存在することを発見した。本研究では、心肥大関連タンパク質の新規相互作用タンパク質を介した心肥大機構の解明を行うとともに、心肥大関連タンパク質を標的とした直接的な心肥大治療薬の探索を行う。
R5年度は、脳卒中易発性高血圧自然発症ラット(SHRSP)と正常血圧ラット(WKY)の左室壁を用いて心肥大関連タンパク質に相互作用するタンパク質及び相互作用タンパク質と連携するタンパク質の活性について検討を行った。活性測定に必要な基質、阻害剤の最適濃度を決定して活性の測定を進めた。解析結果より心肥大関連タンパク質が相互作用タンパク質に結合することで起こるタンパク質の活性への一連の影響を詳細に検討している。更に相互作用タンパク質には、心肥大関連タンパク質と結合するものとしないものが存在することが示唆されている。結合型と非結合型との間の違いを明らかにするため、結合型と非結合型の相互作用タンパク質の精製を試みた。両タンパク質の質量的な差異はわずかであると考えられたため、結合型と非結合型を含む相互作用タンパク質を効率良く得るための精製の条件検討を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

ラットの問題が解決したことにより実験が前進したが、今年度に計画していた実験すべてを行うことはできなかったため、「やや遅れている」と評価した。

今後の研究の推進方策

現在、遅れが生じている実験に関して計画に従って速やかに進めていくと同時に、結合型及び非結合型の相互作用タンパク質の精製に関して、活性を維持したままのタンパク質を得るための精製方法の単純化と必要量の獲得向けた精製法の確立を行う。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023 2022

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Ribosomal protein S6のリン酸化抑制がSHRSPにおける廃用性筋萎縮からの回復遅延に関係する2023

    • 著者名/発表者名
      井上敬夫、金澤佑治、水口信行、前西 修、木村雅友、萩山 満、 米重あづさ、和田昭裕、佐藤隆夫、伊藤彰彦
    • 学会等名
      第59回 高血圧関連疾患モデル学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 脳卒中易発症高血圧自然発症ラットSHRSPは廃用性萎縮からの回復時にユビキチン化の亢進が遅延する2022

    • 著者名/発表者名
      井上敬夫、金澤佑治、水口信行、前西 修、木村雅友、峯 嘉宏、萩山 満、 米重あづさ、和田昭裕、筑後孝章、伊藤龍生、佐藤隆夫、伊藤彰彦
    • 学会等名
      第8回日本筋学会学術集会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi