研究課題/領域番号 |
22K11780
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
高橋 敦史 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (40404868)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | NAFLD / こころ / 非アルコール性脂肪性肝疾患 / レジスタンス運動 / うつ |
研究開始時の研究の概要 |
NAFLDと対照群の比較による観察研究により、NAFLDでのこころ(うつ)の実態とそのメカニズムにつき明らかとする。さらに、NAFLD患者に対する簡易レジスタンス運動の介入により、運動によるこころ(うつ)の改善効果を実証し、運動が与えるうつ改善のメカニズムについてもキヌレニン経路の関連を中心に解析する。
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研究実績の概要 |
非アルコール性脂肪性肝疾患患者のこころ(うつ)の評価を目的に研究計画書を作成し、当施設の倫理委員会の申請許可を得た。 計画としては、NAFLD患者と対照者の群間比較を行い、評価項目としては、アンケート;CES-D(うつ)、MMSE(認知機能)、CLDQ(生活の質)、光トポグラフィー;語流暢課題に対する脳酸素化ヘモグロビン濃度の評価、血液検査;通常生化学、うつ関連マーカー(血清トリプトファン、キヌレニン、キヌレン酸、テストステロン、エストロゲン(E2)、性ホルモン結合タンパク(SHBG))、肝脂肪・肝線維化(フィブロスキャン)、体組成分析(INBODY770)としている。 本年度は、研究対象者の登録が遅延しており、原因として患者対象を50‐60代の女性に限定した研究であること、コロナ禍の外来診療制限や対象者自身の受診控えが考えられた。対象者の獲得に向け、同施設内の対象者受診の他診療科にも応援を要請している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ禍により対象者の参加が進んでいないため
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今後の研究の推進方策 |
対象者の募集を継続する。目標症例の半分に到達した時点で血清うつ関連マーカーに関して測定も実施し、中間解析を行う。
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