研究課題/領域番号 |
22K11840
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
中村 恭子 近畿大学, 薬学総合研究所, 講師 (10512197)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 新型コロナウィルス (COVID-19) 感染 / 高血糖状態 / hyperglycemia / COVID-19 infection |
研究開始時の研究の概要 |
新型コロナウィルス (COVID-19) 感染には、ウィルスの spike タンパク質と感染する細胞の ACE2 との結合が重要であり、ウィルス感染性が高くなると重症化しやすいと言われている。 本研究では、ACE2 が発現する 2 型糖尿病モデルマウス由来の臓器・組織から確立した細胞および上皮系の培養細胞への新型コロナウィルス (COVID-19) の spike タンパク質の結合性について解析し、高血糖状態がもたらす新型コロナウィルス (COVID-19) 感染症の重症化のメカニズムを明らかにしていく。
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研究実績の概要 |
申請者は 2 型糖尿病の発症に重要な要素と考えられる食後高血糖に着目して研究を行ってきた。新型コロナウィルス (COVID-19) 感染症の重症化リスクになる基礎疾患等の一つに糖尿病が挙げられている。そこで糖尿病と新型コロナウィルス(COVID-19) 感染症の重症化との関わりについて明らかにするため、糖尿病病態下での新型コロナウィルス(COVID-19) 感染性について着目した。 本研究の目的は、新型コロナウィルス(COVID-19) 感染においてウィルスの spike タンパク質と感染する細胞の ACE2 との結合が重要であることが知られていることから、糖尿病という高血糖状態が新型コロナウィルス(COVID-19) 感染に重要な spike タンパク質と ACE2 との結合に与える影響を検討し、それらの関係性を明らかにすることである。細胞培養が行える実験環境を整えるため必要な機器等をさらに揃えて整備を行った。クリーンベンチに付属しているガスバーナーが故障しており、さらにそのガスボンベが販売終了で手に入らない状況となったため、それらに対する対応策を検討し、細胞培養が行える環境整備を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
前年度において細胞培養の実験が行える環境を最低限整備したが、さらに充実した実験環境を整備するのに限られた予算で収めるために色々と思案し検討を行っているため。また、ガスバーナーとガスボンベが使用出来ないことへの対応策についても検討中であるため。
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今後の研究の推進方策 |
培養細胞が行えるきちんとした実験環境を整備し、今後は培養細胞レベルで高血糖状態と新型コロナウィルス(COVID-19) 感染との関係性について検討し、さらに自然発症 2 型糖尿病モデルマウスの臓器から採取した細胞を用いた実験も行っていきたい。
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