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一般住民女性における血中脂肪酸濃度と形態的・神経心理的に評価した認知機能との関連

研究課題

研究課題/領域番号 22K11876
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

近藤 慶子  滋賀医科大学, 医学部, 助教 (20566567)

研究分担者 門田 文  滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (60546068)
三浦 克之  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90257452)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード脂肪酸 / 認知機能 / 一般女性集団
研究開始時の研究の概要

超高齢社会の中、認知症患者数は増加の一途を辿っており、予防戦略構築のための危険因子・予防因子の同定が求められている。先行研究では、魚に多く含まれるn-3系多価不飽和脂肪酸 (n-3 PUFA)摂取量と認知機能との関連について検討されているが、摂取量および認知機能を客観的かつ定量的に評価し、詳細に検討した報告はほとんどない。本研究では、一般住民女性集団を対象とし、n-3 PUFAを含めた様々な脂肪酸の血中濃度と神経心理的・形態学的に評価した認知機能との関連を詳細に検討する。本研究成果により、認知症予防を目指した、科学的根拠に基づいた栄養指導法の開発につながり、ひいては健康寿命延伸につながる可能性が期待される。

研究実績の概要

超高齢社会の中、認知症患者数は増加の一途を辿っており、予防戦略構築のための危険因子・予防因子の同定が求められている。魚に多く含まれるn-3系多価不飽和脂肪酸(n-3 PUFA)摂取量と認知機能との関連について、これまでに検討されている。しかし、先行研究では、摂取量評価に食物摂取頻度調査が用いられていることが多く、また、認知機能の評価に神経心理検査が用いられていることが多く、両者を客観的かつ定量的に評価し、詳細に検討した報告はほとんどない。本研究では、一般住民女性集団を対象とし、n-3 PUFAを含めた様々な脂肪酸の血中濃度と神経心理的・形態学的に評価した認知機能との関連を詳細に検討する。形態学的な変化は、頭部MRI撮像による脳体積・脳血管病変を含め評価する。本研究成果により、認知症予防を目指した、科学的根拠に基づいた栄養指導法の開発につながり、ひいては健康寿命延伸につながる可能性が期待される。我々の施設で平成27年より実施している滋賀県草津市在住女性を対象とした潜在性動脈硬化に関する疫学調査(滋賀動脈硬化疫学研究[SESSA-Women])参加者を本研究の対象とし、種々の脂肪酸の血中濃度と様々な方法で評価した認知機能との関連を検討する。
令和5年度は、令和4年9月末までに実施したSESSA-Womenの対象者610名の血液検体を用い、n-3 PUFAを含む脂肪酸24項目の濃度を測定した。また、認知機能検査の採点および脳体積・脳血管病変データの整備を実施中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

大きな問題なく実施できているため。

今後の研究の推進方策

認知機能検査の採点および血中脂肪酸濃度などのデータ整備を完了し、解析を行う予定である。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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