研究課題/領域番号 |
22K12224
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61060:感性情報学関連
|
研究機関 | 広島市立大学 |
研究代表者 |
下川 丈明 広島市立大学, 情報科学研究科, 准教授 (30645312)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 遠隔コミュニケーション / 内部状態推定 / 可視化 |
研究開始時の研究の概要 |
遠隔コミュニケーションにおいては相手の状況が分からないためにコミュニケーションが取りづらい。本研究では、ヒトを取り巻く機器からヒト内部状態を推定し提示を行うことで、遠隔コミュニケーションの円滑化にあたり提示すると有効なヒト内部状態パラメータを探索する。また、このような応用を目指したヒト内部システムの数理モデル化を行う。
|
研究実績の概要 |
遠隔コミュニケーションにおけるヒト内部状態提示システムのプロトタイプ構築と、その提示システムを用いた実験プロトコルを作成した。少人数の実験を行い、抽象化されたリアルタイムの表情情報の伝達が遠隔コミュニケーションの円滑化に有効であるという結果が得られた。また、表情以外のヒト内部状態の計測と伝達について調査検討を行った。その他、視覚に関するヒト内部システムの数理モデル化についての研究をまとめ論文誌に投稿した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
今後研究を進める上でベースとなる状態提示システムと実験方法のプロトタイプを作成することができ、その有効性をある程度確かめることができた。これにより今後の研究の進展について見通しが立ったため、おおむね順調に進展していると判断した。
|
今後の研究の推進方策 |
作成した状態提示システムのプロトタイプを改良・拡張していくことで、遠隔コミュニケーションの円滑化にあたり提示すると有効なヒト内部状態パラメータを探索する。実験を行い、その結果について学会発表を行うことで、他の研究者からコメントをもらいそれを研究内容にフィードバックする。
|