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ジブチにおける外国軍基地に関する研究ー基地依存国家の持続可能性

研究課題

研究課題/領域番号 22K12549
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分80010:地域研究関連
研究機関帝京大学

研究代表者

西岡 淳  帝京大学, 外国語学部, 教授 (20931950)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードジブチ / 海賊対処 / フーシ派 / イエメン内戦 / イラン / アメリカ軍基地 / フランス軍基地 / 自衛隊拠点 / 中国人民解放軍基地 / テロ対策 / 外国軍基地 / 人民解放軍 / 自衛隊
研究開始時の研究の概要

アフリカ東部に位置するジブチには、フランス、アメリカ、イタリア、我が国、さらに最近、中国が軍事基地を置いている。なぜジブチはこのように多くの外国軍基地を受け入れているのであろうか。派遣国側の目的を明らかにすると共に、ジブチが外国軍基地を受け入れる動機を、派遣国とジブチの相互関係の視点から解明することを狙いとする。
また、このような外国軍基地の受け入れが、ジブチにもたらす影響を、政治面、経済面、社会面について、可能な限り客観的に捉えることを通じ、基地依存国家としてのジブチの今後を展望する。

研究実績の概要

先行研究に関する外国文献を中心とする文献研究を行った。また、イエメン内戦の当事者であるフーシ派が、ハマスとの連帯を標榜してイスラエルによるガザ侵攻に対してミサイルによる軍事攻撃を行うとともに、アデン湾を航行する民間船舶をも攻撃の対象としたため、米英がフーシは拠点を攻撃するなどの緊迫した情勢が研究対象地域において生じた。これまでに起きたイエメン内戦では、イエメン在住外国人の避難先としてジブチが関与した程度にとどまり、ジブチ自体に対する影響という点ではわずかのものにとどまったが、今回(2014年以来)の内戦は、長期化に伴いイエメン人難民/移民の大規模な流入という形でジブチにも大きな影響を与えている。
フーシ派の動きは、現下の地域情勢における最大の不安定要因であり、海賊活動への影響問う観点からも研究の対象に加えることが適当と考えられる。。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

学務が錯綜したため、本来のエフォートを満たすことができなかった。また、日程や健康管理上の理由から現地調査を実施することができなかった。
また、最近の情勢変化によりイエメン内戦とフーシ派の動向に、一定の研究リソースを充当する必要が出来てきたことによる。

今後の研究の推進方策

24年度内に現地調査を実施することを予定している。23年度までの研究を具体的にまとめるべく最大限努力する。本研究に最優先度を付して取り組む考えである。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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