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リアルワールドデータの利便性を高める研究データ管理の課題整理と医学研究モデル構築

研究課題

研究課題/領域番号 22K12905
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分90140:医療技術評価学関連
研究機関国立保健医療科学院

研究代表者

上野 悟  国立保健医療科学院, その他部局等, 上席主任研究官 (20595706)

研究分担者 平松 達雄  国際医療福祉大学, その他部局等, 教授 (00713554)
讃岐 徹治  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (10335896)
木村 映善  愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (20363244)
星 佳芳  国立保健医療科学院, その他部局等, センター長 (50237822)
込山 悠介  国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 准教授 (50735975)
土井 麻理子  国立保健医療科学院, その他部局等, 上席主任研究官 (70636860)
林 正治  国立情報学研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 特任助教 (90552084)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード研究データ管理 / 医学研究 / リアルワールドデータ / 研究データ管理(RDM) / データトレーサビリティ / 研究モデル構築 / 再利用可能性 / 国際標準
研究開始時の研究の概要

近年、様々な分野においてあらゆるものが電子化データとして蓄積されるようになった事で、ビッグデータの解析によりさらに新しい価値を見いだす手法の研究が注目されている。医学研究分野では、医療情報などのリアルワールドデータ(RWD)を用いた研究やデータの利活用が促進されている。しかしながら、先進的な研究データ管理(RDM)を医学研究で実施するための方法論や、実際にデータ管理を行うための環境の整備は国内ではまだ不十分である。本研究では医学研究の規制要件とデータ標準、標準的なワークフローを考慮した研究モデルの提唱に向けて、医学研究におけるRDMの問題抽出、研究基盤の課題整理、システム設計を実施する。

研究実績の概要

2023年度は、2022年度に引き続きCDISCおよびOHDSIの活動を調査した。CDISCでは標準ごとのメタデータを利用したツールが開発されており、新たなプロジェクトも開始されていた。OHDSIではソフトウェアが公開されていたが、新たにチュートリアルが提供されいた。国内外の規制の調査、公開ツールとの関連性、公開ツールとGakuNin RDMの連携の可能性などの調査を継続している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

規制や標準化団体の活動や動向などの調査が計画よりも進捗が遅れたため。また、研究データ管理を行う環境整備として、GakuNin RDMの運用の検討、認証認可を行うIDaaSの運用、機関外の共同研究者のアカウントポリシー案の作成など体制整備を進めていたため。

今後の研究の推進方策

国内の動向や標準化団体の活動を中心に調査を進める。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (12件)

すべて 2024 2023 2022

すべて 学会発表 (12件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] J-STAGE Dataにおける研究データの公開に関する状況調査2024

    • 著者名/発表者名
      上野悟, 込山悠介, 西大明美, 星佳芳
    • 学会等名
      第37回公衆衛生情報研究協議会・研究会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] GakuNin RDMの利用におけるアカウントポリシー作成と運用の検討2024

    • 著者名/発表者名
      上野悟, 清水さや子, 佐藤周行, 込山悠介, 星佳芳
    • 学会等名
      第64回インターネットと運用技術研究発表会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 医学研究における研究データ公開の現状および 研究データからの再現性の担保2023

    • 著者名/発表者名
      上野悟, 込山悠介, 西大明美, 星佳芳
    • 学会等名
      第27回日本医療情報学会春季学術大会(シンポジウム2023)
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 医学研究における研究データの信頼性の確保とオープンサイエンス2023

    • 著者名/発表者名
      上野悟, 込山悠介, 星佳芳
    • 学会等名
      第161回システムソフトウェアとオペレーティング・システム・第63回インターネットと運用技術・オープンサイエンスと研究データマネジメント研究グループ合同研究発表会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 医学研究における研究促進のための研究データ管理基盤の必要性と導入2023

    • 著者名/発表者名
      上野悟, 込山悠介, 清水さや子, 星佳芳
    • 学会等名
      第82回日本公衆衛生学会総会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 公衆衛生研究における研究データ管理基盤の必要性と課題2023

    • 著者名/発表者名
      上野悟, 込山悠介, 星佳芳
    • 学会等名
      第36回公衆衛生情報研究協議会総会・研究会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 研究成果のオープンアクセス化状況とデータベース収載が被引用数に及ぼす影響調査2023

    • 著者名/発表者名
      星佳芳, 上野悟, 松田彩子, 西大明美, 見代往央
    • 学会等名
      第33回日本疫学会学術総会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 臨床研究の結果登録に求められる内容に関する検討2023

    • 著者名/発表者名
      土井麻理子, 上野悟, 湯川慶子, 上原里程
    • 学会等名
      日本臨床試験学会 第14回学術集会総会 in 金沢
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 国内の臨床研究の支援状況に関する検討2023

    • 著者名/発表者名
      土井麻理子, 上野悟, 湯川慶子, 上原里程
    • 学会等名
      第93回日本衛生学会学術総会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 医学研究における研究促進と研究不正防止を実現する研究データ管理基盤の必要性と導入2022

    • 著者名/発表者名
      上野悟, 込山悠介, 星佳芳
    • 学会等名
      第81回日本公衆衛生学会総会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] Promoting RWD requires a research data management infrastructure in addition to the CDISC and other international standards2022

    • 著者名/発表者名
      Satoshi Ueno, Yusuke Komiyama, Keika Hoshi
    • 学会等名
      2022 CDISC US Interchange
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 研究データの利活用を目指した公衆衛生研究における研究データのメタデータの検討2022

    • 著者名/発表者名
      上野悟, 込山悠介, 星佳芳, 土井麻理子
    • 学会等名
      第42回医療情報学連合大会(第23回日本医療情報学会学術大会)
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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