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実践コミュニティ型言語教育:大学生の主体性とキャリア形成を重視した日本語教育

研究課題

研究課題/領域番号 22K13637
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分09010:教育学関連
研究機関静岡大学

研究代表者

佐川 祥予  静岡大学, 国際連携推進機構, 講師 (70849322)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード実践コミュニティ / キャリア / 職場 / ライフストーリー / ナラティヴ / 教育環境 / 日本語教育 / 自己形成
研究開始時の研究の概要

本研究では、社会との繋がりを重視した実践コミュニティ(Community of practice(CoP))型日本語教育に着目し、タイの大学における実践事例の検討を通じて、大学卒業後の人間・キャリア形成を見据えた大学日本語教育の枠組みを提示することを目的とする。また、教育現場や実社会におけるCoPについての検討を行いながら、CoP概念の再考に取り組む。

研究実績の概要

本研究では、社会との繋がりを重視した実践コミュニティ(Community of practice(CoP))型の日本語教育に着目し、タイの大学における実践事例の検討を通じて、大学卒業後の人間・キャリア形成を見据えた大学日本語教育の枠組みを提示することを目的とする。また、教育現場や実社会におけるCoPについての検討を行いながら、CoP概念の再考に取り組むものである。
本年度は、タイ出張を行い、現地に赴きフィールドワークを実施した。対象となる教育機関において、教員及び卒業生双方へのインタビュー調査を行った。教員側からは、学生への日本語教育や、キャリア形成・支援等に関する考えを聞くことができた。また、卒業生からは、個々の職場における様々な語りを聞くことができた。職場に関するナラティヴは、卒業後の実社会における複数のコミュニティとの接点や人的ネットワークの構築に関する示唆的な内容を含むものであった。得られたナラティヴを多角的に分析し、社会学的な観点からアプローチを行い、分析の視点の整理を行った。
次年度のインタビュー調査の準備・調整を行った。次年度も引き続き、インタビュー調査を継続していく予定である。また、CoP関連及びその周辺のコミュニティをキーワードとした文献研究を実施した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

本年度は、タイ出張を行い、現地でのフィールドワークを実施した。教員及び卒業生双方へのインタビュー調査を行った。

今後の研究の推進方策

次年度、引き続き、対象となる教育機関においてインタビュー調査を実施する。教育者及び卒業生双方のライフストーリーを収集し、教育環境やCoPへの参入過程の観点から分析を行う予定である。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 「実践コミュニティへの参入と自己――日本語学科卒業生の語りから」2023

    • 著者名/発表者名
      佐川祥予
    • 学会等名
      第96回 日本社会学会大会(立正大学)
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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