研究課題/領域番号 |
22K13752
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
周 娟 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 助教 (90822841)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 協調学習支援 / データ分析 / リーディング / 学習スタイル / 認知スタイル / 高等教育 / リーティング |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、デジタル教材を用いて授業外学習における学習者の学習意欲を高める目的とした学習プロセス共有機能を組み込んだシステムを開発する。 本システムは、学習ログデータに基づき、学習者本人の学習プロセスを表示し、また個々人の学習状態に応じて他者の学習プロセスを推薦し、他者とのメモを共有する機能を開発する。本システムを利用することで、学習者は自分のリーディングマップを見ることで、自身の学習成果をリフレクションし、他人のリーディングマップを参考することで、学習ヒントを得られ、メモ共有機能で他人とのコミュニケーションができ、最終的に様々な刺激を受けて、内的及び外的な学習意欲に働きかけることが期待できる。
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研究実績の概要 |
デジタル教材(e-books)やLMS (Learning Management System)、e-ポートフォリオシステムの利用が急増している。これらのシステムに蓄積された学習ログデータに基づき、教育・学習支援の試みが注目されている中、本研究は、個々人の学習状態に注目した支援システムを目指している。具体的に、学習者のメモ共有、リーティングマップの可視化、他者のリーディングマップの推薦、3つの機能を開発している。 【研究課題1:データ収集・インターフェースデザインの検討】昨年度に引き続き、e-bookを利用する実験を継続し、データ蓄積を行った。インターフェースの実装を行った。 【研究課題2:学習状態の定義・分類】学習者の学習(リーディング)状態の定義・分類を行った。 【研究課題3:機能開発】メモ共有及びリーディングマップの可視化の機能開発を行った。 【研究課題4:教育現場での評価実験】実験準備ためのフィールド調査を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初計画していた研究開発は、予定通りに進めており、関連する研究成果の発表も順調に行えた。
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今後の研究の推進方策 |
開発した機能についての評価実験を行い、教育現場での教育・学習効果を検証する。
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