• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

施設維持管理における人・ドローン・センサーを統合運用した情報収集手法の構築

研究課題

研究課題/領域番号 22K14407
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分23030:建築計画および都市計画関連
研究機関沖縄工業高等専門学校

研究代表者

仲間 祐貴  沖縄工業高等専門学校, メディア情報工学科, 講師 (80911057)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード施設維持管理 / PLATEAU / Unity / ビジュアライゼーション / ノーコーディング / IoT教育 / IoT / 無人航空機 / 画像処理 / BIM
研究開始時の研究の概要

近年、安価なセンサーやドローンの普及によって点検技術が飛躍的に向上している。維持管理者の情報収集負担の軽減や、より多くの建物の状態に関する情報を取得できると感じているが、施設維持管理現場の点検業務にこれら技術を統合した運用方針が示せておらず、導入に中々踏み出せないのが現状である。
本研究では、施設巡視・点検業務において、人・ドローン・センサーという異なる収集手段を統合運用した情報収集手法の構築を目的とする。本研究によって、建物状態に関する様々な最新情報の収集ができれば、将来、横断的な情報の分析が可能となり、建替が難しく多くの建物ストックを抱える社会問題の解決に繋がると考えている。

研究実績の概要

近年、安価なセンサーやドローンの普及によって点検技術が飛躍的に向上している。維持管理者の情報収集負担軽減や、より多くの建物の状態に関する情報を取得できると感じているが、施設維持管理現場の点検業務にこれら技術を統合した運用方針が示せておらず、導入に中々踏み出せないのが現状である。本研究では、戦略的な施設維持管理に必要な維持管理情報を効率良く行うため、人・ドローン・センサーという異なる収集手段を統合運用した情報収集方法の構築を目的とする。本研究によって、建物状態に関する様々な最新情報の収集ができれば、将来、横断的な情報分析が可能となり、建替えが難しく多くの建物ストックを抱える社会問題の解決に繋がると考えている。
これまでBIMモデルの利活用の可能性を模索していたが、今年度は、国交省が主導で進める3D都市モデルオープンデータであるPLATEAUデータを維持管理に活用できる可能性について検討を行った。都市モデルで維持管理の必要性を体感できるゲーミフィケーションの有用性を整理した。その成果についてはインフラマネジメントテクノロジーコンテスト2023で発表して「地域賞」を受賞した。また、維持管理におけるPLATEAUの活用の基礎的な評価を行い、電気学会【D】産業応用部門 次世代産業システム研究会や令和5年度電気学会九州支部沖縄支所講演会で発表を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

COVIT-19の影響を受けたことや、ケーススタディとして考えている高専キャンパス内の施設担当者の人事異動等で調整が進まず、検証が中々進んでいない状況である。そこで、民間企業所有のオフィスビルやホテルをケーススタディとした検証に切り替える予定で調整が進んでおり、目途が立ちつつある。その中でも、オープンソースであるPLATEAUデータに着目して、維持管理情報の利活用について模索を行い、PLATEAUを活用した維持管理情報可視化のあり方などの別の視点での研究を行って成果を出すことができたため「やや遅れている。」と評価した。

今後の研究の推進方策

民間企業のBIMデータの利活用とオープンデータの活用の目途が見えつつあり、本研究課題においても一層推進できると考えている。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2024 2023 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 突然の授業形態変更による学生への影響と授業方法の提案2023

    • 著者名/発表者名
      Nakama Yuki、Suriyon Tansuriyavong
    • 雑誌名

      電気学会論文誌D(産業応用部門誌)

      巻: 143 号: 2 ページ: 132-138

    • DOI

      10.1541/ieejias.143.132

    • ISSN
      0913-6339, 1348-8163
    • 年月日
      2023-02-01
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 3D都市モデルオープンデータにおける情報可視化の提案と評価2024

    • 著者名/発表者名
      福地琉星, 石原廉太郎, 仲間祐貴, 金城篤史
    • 学会等名
      電気学会【D】産業応用部門 次世代産業システム研究会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 3D都市モデルオープンデータの建物テクスチャの印象評価2023

    • 著者名/発表者名
      石原廉太郎, 平良昂也, 仲間祐貴, 金城篤史
    • 学会等名
      令和5年度電気学会九州支部沖縄支所講演会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 非ITエンジニアによるノーコード型建物不具合通報システムの開発2022

    • 著者名/発表者名
      仲間 祐貴
    • 学会等名
      日本建築学会大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi