研究課題/領域番号 |
22K14706
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分34020:分析化学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
佐々木 由比 東京大学, 生産技術研究所, 特任助教 (00913922)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 自己組織化現象 / 紙基板デバイス / ケモセンサアレイ / パターン認識 / ドーピング薬 / 多平衡 / 自己組織化 |
研究開始時の研究の概要 |
天然の分子認識機構に着想を得たケモセンサアレイは、強力なパターン学習技術との組み合わせにより豊富な化学情報を可視化するが、本センサシステムをオンサイトに展開した化学センサの開発は萌芽段階にある。本申請では、多種多様な禁止ドーピング薬同時検出用ケモセンサアレイの創製を目指して、紙基板型センサデバイスと画像分析を組み合わせたアプローチを提案する。
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研究成果の概要 |
天然の分子認識機構に着想を得たケモセンサアレイは、強力なパターン学習技術との組み合わせにより豊富な化学情報を可視化するが、本センサシステムをオンサイトに展開した化学センサの開発は萌芽段階にある。本申請では、多種多様な禁止ドーピング薬同時検出用ケモセンサアレイの創製を目指して、紙基板型センサデバイスと画像分析を組み合わせたアプローチを提案する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スポーツ大会の背景には、フェアプレイの価値観を保全するために、選手に対して大会前後のドーピング検査が義務づけられている。その方法は、選手から採取した血液または尿サンプルを信頼性の高い機器分析装置を用いて分析するものであり、その場で選手達は結果を知ることはできない。即ち、オンサイトで同時に何種類ものドーピング薬を定量的に検査する簡便なセンシングシステムが望まれる。そこで,本研究で提案する紙基板型センサの具現化によって,ドーピング薬のその場分析が達成できれば,被験者のストレスの軽減にもつながる。
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