研究課題
若手研究
がんはヒトや家庭動物には頻発するが、ハダカデバネズミやアフリカゾウなど一部の動物種においては非常に稀である。なぜ種によって、がんの発生頻度は異なるのだろうか。本研究では、申請者が見出した「がん耐性哺乳類に共通したミスセンス変異」に着目し、このアミノ酸変異がどのような機能を有するか、また、がん防御と関連しているのかを明らかにする。これにより、がん耐性動物種共通の耐性メカニズムを解明し、将来的にがんの革新的予防法・治療法開発につなげることを目指す。