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終末糖化産物を標的としたフレイルに対する包括的な治療手段の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K15031
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分42040:実験動物学関連
研究機関昭和大学

研究代表者

大坂 直也  昭和大学, 医学部, 助教 (10933997)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワード終末糖化産物 / DNAアプタマー / サルコペニア / アプタマー / マウスモデル / フレイル
研究開始時の研究の概要

高齢化が進行している我が国において、健康長寿の足かせとなっている寝たきりへの対策は喫緊に取り組まなければならない課題である。本研究は、加齢、糖尿病、食・生活習慣の歪みによって促進的に形成・蓄積される終末糖化産物AGEsに着目した。老化モデルマウスに、AGEsとその受容体RAGEを特異的に阻害するDNAアプタマーを投与し、認知機能、骨密度、骨格筋量の低下や骨質の劣化が抑制されるかどうかを検討し、寝たきり状態の予防に対する新しい治療手段を提示することが目的である。

研究実績の概要

2023年度はサルコペニアモデルマウスを用いて、AGEアプタマーの有効性を検証するための動物実験を行った。サルコペニアモデルマウスのSAMP8、コントロールのSAMR1に、コントロールアプタマーもしくはAGEアプタマーを8週間持続皮下投与した。握力はアプタマーの開始前後で測定した。アプタマー投与から8週間後に血液、尿、およびヒラメ筋を採取した。SAMR1と比較し、SAMP8では握力の低下が進行し、ヒラメ筋重量が有意に減少していた。AGEアプタマーを投与されたSAMP8では、握力の低下やヒラメ筋重量の減少が抑制された。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

予定していた動物実験とサンプル測定を終了することができた。

今後の研究の推進方策

2024年度はAGEアプタマーが握力の低下やヒラメ筋重量の減少を抑制した分子機序を調べていく予定である。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 早老症モデルマウスにおいて終末糖化産物中和アプタマーはサルコペニアの進行を抑制する.2023

    • 著者名/発表者名
      小原 信, 森 雄作, 寺崎 道重, 八島 広典, 大坂 直也, 福井 智康, 山岸昌一.
    • 学会等名
      第33回日本老年学会総会.
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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