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Rac1シグナルを標的とした新規骨粗鬆症治療薬開発のための基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 22K15374
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分48030:薬理学関連
研究機関広島国際大学

研究代表者

大西 勇気  広島国際大学, 薬学部, 助教 (20847892)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワード骨芽細胞 / Rac1 / PTH
研究開始時の研究の概要

申請者グループの研究では低分子Gタンパク質の一つであるRac1に着目しており、これまでにRac1が骨形成に深く関与していることを示唆している。本研究では副甲状腺ホルモン(PTH)の骨代謝に対する作用とRac1の連関について研究を行い、Rac1の骨代謝に対する作用を明らかにする。

研究実績の概要

今年度の研究では、CRISPR/Cas9のレンチウイルスを用いて、Rac1を恒常的に活性化または不活性化した骨芽細胞を作製し、両細胞にPTHを処置した時のRANKLおよび骨芽細胞分化マーカータンパク質(Runx2、Col1a1、Osteocalcin)の発現をWestern blottinngで調査し、骨石灰化をAlizalin Red染色で検討する予定であった。しかし、Rac1活性化レンチウイルスを骨芽細胞に感染させた際、細胞増殖が著しく低下し、感染細胞の回収が困難となった。この原因について、レンチウイルスによる感染率が低かったまたはRac1が極度の活性化によって細胞増殖機能が低下したことが考えられた。そのため、今回の実験では、Rac1を活性化した骨芽細胞にPTHを処置した場合のRANKLおよび骨芽細胞分化マーカータンパク質の発現、および骨石灰化の影響を調査することができなかった。よって、PTH-Rac1のシグナル伝達が骨芽細胞に影響を与える可能性が示唆されたが、具体的な影響はまだ明らかになっていない。
今後の研究では、CRISPR/Cas9のレンチウイルスを用いた遺伝子導入の方法を再検討し、Rac1を恒常的に活性化または不活性化した骨芽細胞をWestern blottinngやAlizalin Red染色の実験を実施する予定である。

報告書

(2件)
  • 2023 実績報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Delayed Expression of Both GABABR1 and GABABR2 Subunits in Murine Hippocampal Dentate Gyrus After a Single Systemic Injection of Trimethyltin2022

    • 著者名/発表者名
      Onishi Yuki、Yamamura Yusuke、Hosogi Misa、Higashi Hiroshi、Ogita Kiyokazu、Kinjo Toshihiko、Uno Kyosuke、Yoneda Yukio、Kuramoto Nobuyuki
    • 雑誌名

      Neurochemical Research

      巻: 47 号: 9 ページ: 2780-2792

    • DOI

      10.1007/s11064-022-03652-7

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり / 国際共著
  • [学会発表] 八味地黄丸のマクロファージにおける抗炎症効果と軟骨細胞における抗酸化効果の検討2023

    • 著者名/発表者名
      大西 勇気
    • 学会等名
      予防薬理学研究所学術集会2023
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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