研究課題
若手研究
高脂肪食、高カロリー食の過剰摂取の影響として認知機能が低下することは近年示唆されている。この原因としては、脳の血流不良によるものではないかといった仮説なども提唱されているが、直接的に神経細胞やシナプスへどういった影響をもたらすのかという分子メカニズムについては明らかになっていない。研究代表者はこのメカニズムには知的障害およびアルツハイマー病の認知機能低下の原因遺伝子の一つであるPQBP1が直接的に関係していることを見い出しつつあり、本研究ではこの詳細なメカニズムとそこから生み出される新規治療法の可能性を示す。