研究課題/領域番号 |
22K15426
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分49020:人体病理学関連
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
坂本 祐真 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 特任助教 (90865817)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | CCR7 / CCR4 / モガムリズマブ / 成人T細胞白血病/リンパ腫 / ゲノム異常 |
研究開始時の研究の概要 |
多施設共同研究において蒐集した成人T細胞白血病/リンパ腫の大規模症例コホートを対象として、CCR4などの遺伝子異常の臨床的意義を確立するとともに、最近の申請者らの予備的検討により重要な意義を有することが示唆されたCCR7遺伝子変異について詳細に解析を進める。また、一部のリンパ系腫瘍や種々の固形癌において治療標的となっているNOTCH1やCDKN2A遺伝子異常が本腫瘍において高頻度に認められることを見出している。成人T細胞白血病/リンパ腫におけるこれらの遺伝子異常の臨床的意義を解明し、治療標的分子としての可能性を検証する。その上で検索範囲を末梢性T細胞リンパ腫全体に広げて、本研究を発展させる。
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研究実績の概要 |
多施設共同研究において、多数の成人T細胞白血病/リンパ腫症例を蒐集した。遺伝子解析をし、臨床情報との統合解析を実施した。その結果、①CCR7遺伝子は12%の症例で認められた、②本変異はモガムリズマブ投与を受けた患者群において、患者生存率の不良と有意に相関していた、③本変異はモガムリズマブ治療抵抗性に関与する可能性が示唆された。 本研究成果について、当初の計画に従って、論文発表をした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究は当初の予定に従い、進行している。
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今後の研究の推進方策 |
計画に基づき、研究を継続する。
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