配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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研究実績の概要 |
本研究では、二つの目的を達成することを目指している。第一の目的は、ケアミックス病院において退院時の情報から計画外再入院を予測することであり、第二の目的は、訪問診療開始後の情報から緊急入院を予測することである。 2022年度の実施途中に、院内クラスターが3回発生し、ハードディスクの損傷による1ヶ月に渡る電子カルテシステムの停止に見舞われたことから、進捗に遅れが生じている。 その間、2つの研究で用いるため、再入院の曝露因子となりうる患者複雑性評価ツールに関するシステマティック・レビューを行い、再入院に対する仮説検証はほとんど行われていないことを明らかにした。(Kaneko et al., 2022)。また、目的2のための在宅データの抽出のためのパイロットプロジェクトとして、在宅の慢性心不全患者における体重測定を曝露、再入院をアウトカムとしたコホート研究を行い、相関しないことを示した(Chuma et al.,2022)。 現在は、目的1のためのあすかい病院と民医連中央病院の入院データについては、サマリとともに抽出が完了し、validationを行っている途中である。 1) Kaneko, H., Kataoka, Y., et al. (2022). Evaluation of Complexity Measurement Tools for Correlations with Health-Related Outcomes, Health Care Costs and Impacts on Healthcare Providers: A Scoping Review. International Journal of Environmental Research and Public Health, 19(23), 16113. 2) Chuma, H., Kataoka, Y. (2022). Body Weight Measurement for Adjusting Diuretics Is Not Associated With Hospitalization and Mortality of Heart Failure Patients Under Home Medical Care. Cureus, 14(11), e31800.
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