研究課題
若手研究
パーキンソン病を始めとする病因タンパク質の異常蓄積により発症する疾患では,タンパク質の細胞内クリアランスが重要である. オートファジーはリソソームを介したタンパク質の分解機構であり,α-シヌクレインの異常蓄積により発症するパーキンソン病では治療標的となり得る.申請者はVPS35変異陽性(家族性パーキンソン病;PARK17)ヒト患者由来iPS細胞を樹立し解析を行ってきたが,本研究ではVPS35は新規オートファジーにも関連する分子であることに着目し, VPS35変異による新規オートファジー障害を患者由来iPS細胞を用いて解析する.