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自閉症におけるシナプス密度とミトコンドリア機能異常について:PETによる検討

研究課題

研究課題/領域番号 22K15783
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52030:精神神経科学関連
研究機関浜松医科大学

研究代表者

加藤 康彦  浜松医科大学, 医学部, 助教 (50616472)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード自閉スペクトラム症 / PET
研究開始時の研究の概要

自閉スペクトラム症(以下、ASD)の病態解明と治療法の開発は喫緊の課題となっている。近年、ASDでは、シナプス関連病態に基づくネットワーク障害によって脳病態が形成されていることが有力視されてきた。さらに、ミトコンドリアの機能不全によってこのシナプス関連病態が形成されるとの仮説も提唱されている。そこで本研究は、2つのリガンドを用いて撮像した陽電子放射断層画像データを定型発達者とASD者の差と、ASD中核症状との関係を明らかにすることで、ミトコンドリア機能障害がシナプス関連病態形成に関与し、ASDのネットワーク障害が形成されるという仮説を検証する。

研究実績の概要

自閉スペクトラム症(以下、ASD)の病態は未解明で中核症状への治療方法も未確立である。近年、遺伝子研究などの知見から、ASDではシナプス関連病態に基づくネットワーク障害が有力視されてきた。更にシナプス形成に重要なミトコンドリアの機能不全でシナプス関連病態が形成されるとの仮説も提唱されている。そこで本研究はPETを用いて生体脳でシナプス密度とミトコンドリア機能障害を測定し、加えてMRIにて拡散テンソル画像と安静時機能的MRIによる構造的/機能的結合性を測定する事で、ASDにおけるシナプス関連病態とミトコンドリア機能障害、ネットワーク障害の関係を検証する。
今年度はシナプス密度を反映するPETリガンド[11C]UCB-Jと、ミトコンドリア複合体Ⅰに結合するPETリガンド[18F]BCPPEF、MRIでの拡散テンソル画像と安静時機能的MRIの撮像プロトコルを検討し、加えて被験者のリクルート体制を構築し、実施許可申請を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

PET撮像とMRI撮像の設定を行い、被験者のリクルート体制を構築し、実施許可申請を行ったが、許可申請に半年ほど掛かり、2024年6月に許可がおりる予定となり、進捗がやや遅れた。

今後の研究の推進方策

2024年6月に実施許可がおりる予定なので、許可がおりればリクルートを進めていく。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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