研究課題/領域番号 |
22K15790
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52030:精神神経科学関連
|
研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
井出 恵子 横浜市立大学, 附属病院, 助教 (70738616)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | COVID-19 / バーンアウト / メンタルヘルス / 医療従事者 |
研究開始時の研究の概要 |
COVID-19パンデミックによる医療従事者のメンタルヘルス悪化や、医療従事者の燃え尽き症候群(バーンアウト)による離職や医療ミスなど医療の質低下が報告されている。バーンアウトは特に若年者などに多く、加えてCOVID-19の特性上、職場内での接触の低減から、新入職者は組織での帰属感を感じづらく、よりバーンアウトにつながる可能性が推測される。COVID-19パンデミック下で働き始めた研修医、専攻医の精神的健康度を、心理尺度を用いたアンケート調査で評価し、複数年継続して追跡調査することで、今後の医師教育を含めた職場環境の整備、メンタルヘルス対策の一助としたい。
|
研究実績の概要 |
研究の目的は、COVID-19パンデミック下で働き始めた研修医や専攻医のバーンアウト、抑うつ状態、精神的健康度を評価することである。調査結果は、研修医や専攻医のメンタルヘルスに関する理解を深めるために使用される。この研究の重要な側面は、継続的な調査を通じて、3年間の変化や傾向を把握することである。調査結果の比較解析により、研修医や専攻医のバーンアウトや抑うつ状態、精神的健康度の変化や影響因子を明らかにすることが期待される。この研究の成果は、COVID-19パンデミック下で働く医療従事者のメンタルヘルス支援や対策の改善に役立つ可能性がある。また、長期的なデータ収集と解析により、研修医や専攻医の健康状態の管理や予防策の開発に貢献することが期待される。 COVID-19パンデミック下で働き始めた研修医、専攻医のバーンアウト、抑うつ状態、精神的健康度を評価するための3年間の研究計画を実施した。この研究では、2つの大学病院の研修医、専攻医を対象とし、アンケート調査を行った。 2022年度は、研究初年度の2回のアンケート調査を実施した。研究への参加協力を依頼し同意した研修医、専攻医に説明文書とアンケート用紙を配布した。参加者は初回調査時にメールアドレスを回答し、紙または回答フォームを通じて回収した。初回のアンケート調査は2022年9月に行われ、参加者がメールアドレスを回答した場合は2023年2月に2回目のアンケート調査をメールアドレスを通じて回答フォームで依頼し、回収した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2022年9月に第1回アンケート調査、2023年2月に第2回アンケート調査を実施した。
|
今後の研究の推進方策 |
引き続き、当初の計画通り、2023年度も年2回のアンケート調査を実施する予定で準備している。
|