研究課題/領域番号 |
22K15828
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 |
研究代表者 |
吉田 敦史 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 病院講師 (00597304)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2022年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 神経内分泌腫瘍 / ペプチド受容体核種療法 / ソマトスタチン受容体シンチグラフィ / ペプチド受容体放射性核種療法 |
研究開始時の研究の概要 |
神経内分泌腫瘍のソマトスタチン受容体シンチグラフィによる診断からペプチド受容体放射性核種療法による治療に対して、ディープラーニングを有効に活用にすることにより、その診断精度・治療成績の向上を目指す。
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研究実績の概要 |
ペプチド受容体核種療法(PRRT)を行った患者の治療効果判定、画像データの取得などを継続的に行っている。PRRTは治療効果が遅れて出てくる場合も報告されており、継時的な経過観察が必要である。 第63回日本核医学学会総会や第333回日本医学放射線学会関西地方にてPRRTの実施状況について情報交換を行った。PRRTはソマトスタチン受容体陽性の神経内分泌腫瘍を適応症として、2021年6月に保険適応となっており、徐々に増加しているが、まだ実施施設が少ない状況であり、実施施設間での情報交換は非常に需要である。 また、各種研究会にて講演を行い、当院での実施状況やPRRTの適応について情報提供を行った。PRRTは周囲への被曝量が多く、放射線治療病室や特別措置病室への入院が必要になる。他の病院との情報交換に加えて、今後実施する施設に対しての先例としての報告を行った。 神経内分泌腫瘍は希少癌であり、症例数が少ない。そのため、当院のみで研究に必要な症例を確保することは困難である。放射線治療病室や特別措置病室を備えている施設は少なく、現在大阪府では5施設、奈良県や和歌山県では現在(2024年4月)実施可能な施設はない。PRRTの実施が困難な施設に対して、当院への患者紹介を促し、研究に必要な症例を確保する必要がある。研究会などによる広報活動を行うことは本研究のみならず、多くの患者にPRRTを提供するために必要不可欠である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
想定より患者数が少ない。 神経内分泌腫瘍は希少癌であり、症例数が少ない。2021年6月からペプチド受容体核種療法(PRRT)が保険適応となったが、以前から治療を待っていた患者への治療が一巡してしまい。現在は新規患者に対して治療を行っている。しかし、新規患者が少なく、治療件数が減少している。PRRTの実施が困難な施設に対して、当院への患者紹介を促しているか状況は芳しくない。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き、ペプチド受容体核種療法を継続的に行う。 学会や研究会などにて、他の施設との情報交換や広報も積極的に行い、患者の確保に努める。
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