研究課題/領域番号 |
22K16014
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
中島 尚 新潟大学, 医歯学系, 特任助教 (80912013)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ハイドロゲル / 食道狭窄 / 内視鏡的粘膜下層剥離術 |
研究開始時の研究の概要 |
早期食道癌に対する内視鏡治療は低侵襲かつ根治を望める有用な治療法である。一方で周在性の広い病変に対しての内視鏡治療は時として術後瘢痕狭窄を来たす。これは嚥下困難などを引き起こし、患者の生活の質を大きく低下させ、時には数十回にもわたる内視鏡的バルーン拡張術を要する。 本研究では、狭窄を予防するステロイドが徐放される組織接着性ハイドロゲルを中型動物の食道に投与し、狭窄予防効果を確認していく。
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研究実績の概要 |
今年度はこれまでに行った研究の学会発表及び学会参加・情報収集を精力的に行なった。 学会発表ではUnited European Gastroenterology Week 2023に参加し、オーストリア・ウイーンにて、本研究についてTissue adhesive polyacrylamide hydrogel incorporating triamcinolone acetonide is effective for prevention of fibrosis in rats' esophagusの題目で発表を行い、Travel Grantを獲得した。また、そこでは食道癌内視鏡治療後狭窄及び良性疾患による食道狭窄についての世界的な最新の知見を得ることができた。 Japanese Digestive Disease Week 2023(福岡)に参加し、食道良性疾患の内視鏡的治療についてパネルディスカッションのセッションで発表を行なった。さらに、食道内視鏡治療後狭窄についての最新の知見を得ることができた。 動物実験について①ハイドロゲル作製を行なった。以前に留学先で作製したハイドロゲルは当地でも作製可能であり、質も同様であった。②内視鏡機材などの準備を行い、イヌ食道狭窄モデル作製のための準備を進めた。以前に用いていた内視鏡システムの再設定などを行い、動物実験施設において内視鏡の使用が可能な状態にした。また、ハイドロゲルを患部にデリバリーするための予備実験を行なった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
学会発表を行うことができ、比較的順調に進展していると考える。
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今後の研究の推進方策 |
今後は引き続き、イヌ食道狭窄モデルにおける動物実験が行えるように、準備を進めていく。
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