研究課題/領域番号 |
22K16030
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
森永 真紀 順天堂大学, 医学部, 非常勤助教 (80914887)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | トランス脂肪酸 / 脂肪毒性 / MAFLD / リピドミクス解析 / 非アルコール性脂肪肝炎 / 肝癌 / 非アルコール性脂肪性肝疾患 / リピドミクス / 飽和脂肪酸 |
研究開始時の研究の概要 |
肥満やメタボリックシンドロームを背景に発症し、肝硬変・肝癌に進行しうる非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の病態におけるトランス脂肪酸の影響を明らかにする。NASHは世界中で増加傾向にあるが、いまだに治療法の確立されていない。本研究ではマウスおよびヒト検体を用いて最新の質量分析計によるリピドミクス解析(詳細かつ網羅的に脂質組成分析)を行い、脂質代謝酵素の遺伝子発現への影響を見ることで、トランス脂肪酸がNASHの病態進展に影響する機序を明らかにする。トランス脂肪酸がNASHの病態に関与する機序が明らかになれば、NASHの進展予防、進行危険群の割り出し、新規治療法の確立に有用であることが期待できる。
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研究実績の概要 |
倫理委員会の承認を受け、外来患者のうち画像検査で脂肪肝の所見がある患者を中心に、研究対象者としての登録を進めている。脂質の摂取状況に関するアンケートの回答依頼と、臨床情報の収集、肝組織検体と血液検体の採取も進めており、今後リピドミクス解析を行う準備を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究対象者の登録を順調に進めており、臨床検体の採取もできている。
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今後の研究の推進方策 |
研究対象者の登録を完了し、リピドミクス解析に早期に取り掛かる。
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