虚血性心疾患二次予防のための非造影冠動脈MRIを用いた不安定プラークの多角的研究

• 研究課題/領域番号: 22K16145
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分53020:循環器内科学関連
• 研究機関: 大阪公立大学
• 研究代表者: 松本 健嗣 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 研究員 (60597558)
• 研究期間 (年度): 2022-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2022年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
• キーワード: MRI / 急性冠症候群 / プラーク

研究開始時の研究の概要

虚血性心疾患は再発リスクが高く、特に急性冠症候群(acute coronary syndrome; ACS)の発症をいかに防ぐかが重要である。ACSの病態には、冠動脈血栓およびプラーク内出血が関連する。最近、冠動脈MRIのT1強調Black-blood画像(T1BB)に認められる高信号が、冠動脈血栓やプラーク内出血と関連することを報告してきた。本研究では冠動脈MRIにおけるT1BBの高信号およびその経時変化と、他のモダリティや不安定プラークのバイオマーカーとの比較検討、それらの予後予測能につき詳細に検討することで、虚血性心疾患の有効な二次予防戦略さらにはACSの病態解明、予知予防へと繋げたい。