研究課題/領域番号 |
22K16168
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分53030:呼吸器内科学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
砂留 広伸 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (60887727)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 重症喘息 / 生物学的製剤 / 抗IL-5受容体抗体 / 好酸球 / 好塩基球 / 抗IL-5受容体(IL5R)抗体 / 獲得免疫 / 自然免疫 |
研究開始時の研究の概要 |
重症喘息における難治性好酸球性炎症は、2型自然リンパ球(ILC-2)を軸とする自然免疫により生じ、抗IL5R抗体が特に強力に抑制する。一方、抗IL5R抗体の獲得免疫系への影響を示唆する知見も蓄積しつつある。アレルギー性炎症(獲得免疫系)で近年その重要性が注目されている好塩基球(Baso)もIL5Rを発現し抗IL5R抗体投与後著減する。しかし、IL5Rを介したBasoの制御が獲得免疫に及ぼす影響は不明な点が多い。本研究ではその解明を試みるとともに抗IL5R抗体が奏功しやすい群を抽出しうる臨床的指標を明らかにする。
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研究実績の概要 |
本研究は重症喘息患者における抗IL-5抗体・抗IL-5受容体抗体使用者を対象とし、投与期間延長などの介入を行うものであるが、今期はリクルートが進まず、学会発表・論文発表できる成果が得られていない。リクルートが進まない背景としては、重症喘息患者の生物学的製剤投与延長に対する不安感、特にコロナ禍を経てたことで治療を遵守する意識が強くなったこと、生物学的製剤の投与回数が減少することで医療費軽減の基準に該当しなくなりかえって経済的負担が増える場合があるなど、である。今年度は研究計画を一部修正し対処する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本研究は重症喘息患者における抗IL-5抗体・抗IL-5受容体抗体使用者を対象とし、投与期間延長などの介入を行うものであるが、今期はリクルートが進まず、学会発表・論文発表できる成果が得られていない。リクルートが進まない背景としては、重症喘息患者の生物学的製剤投与延長に対する不安感、特にコロナ禍を経てたことで治療を遵守する意識が強くなったこと、生物学的製剤の投与回数が減少することで医療費軽減の基準に該当しなくなりかえって経済的負担が増える場合があるなど、である。今年度は研究計画を一部修正し対処する。
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今後の研究の推進方策 |
今年度は研究計画を一部修正し、解析対象者を増やすことに努める。
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