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COPDの慢性炎症における濾胞ヘルパーT細胞・末梢性ヘルパーT細胞の解析

研究課題

研究課題/領域番号 22K16176
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53030:呼吸器内科学関連
研究機関札幌医科大学

研究代表者

宮島 さつき  札幌医科大学, 医学部, 助教 (20642945)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードCOPD / 濾胞ヘルパーT細胞 / COPD / Tfh細胞 / 異所性リンパ組織
研究開始時の研究の概要

慢性閉塞性肺疾患(COPD)はタバコ煙等の有害物質の吸入により生じ、不可逆的な気流制限を伴う肺の慢性炎症性疾患である。進行期COPDでは異所性リンパ組織(TLT)が形成されるが、我々の研究からTLTの形成に濾胞ヘルパーT(Tfh;PD-1+CXCR5+)細胞が関与していると考えられ、炎症環境を調節する末梢性ヘルパーT (Tph;PD-1+CXCR5-) 細胞の増加が認められた。
本研究ではCOPDのTLT形成へのTfh細胞とTph細胞の関わりを明らかにするため、COPDの血液検体や肺組織検体のリンパ球解析、サイトカインやIg産生について検討し、もってCOPDの病態の解明を目的とする

研究実績の概要

COPD患者における末梢血でのTfh細胞、さらにそのサブセットについて測定、解析を進めている。また制御性B細胞についても解析している。
現在60例程度を解析し、臨床データと併せて解析していおり、COPD患者においてはTfh細胞の活性化が亢進している傾向が得られている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

症例の集積が進み、一定の傾向が得られている。

今後の研究の推進方策

引き続きCOPD患者における解析を行い、健常者においても解析を行う予定である。
また、手術検体を用いて肺組織での免疫組織学的検討を予定している。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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