研究課題
若手研究
胸膜原発である悪性胸膜中皮腫(MPM)は、特に予後不良疾患であり、集学的治療を行っても、治療成績は不良である。MPM発生メカニズムはアスベストによる胸膜慢性炎症が原因となりうる以外は不明な点が多い。応募者はMPM臨床検体よりエピプラキン1(EPPK1) mRNA高発現群は低発現群よりも予後が悪い事(P=0.041)を示している。この研究によりMPMにおけるEPPK1を標的とする分子標的薬創薬に繋がる事が期待される。