研究課題/領域番号 |
22K16295
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
加藤 浩貴 東北大学, 大学病院, 助教 (50801677)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2023年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | メチオニン代謝 / エピゲノム / 造血幹細胞分化 |
研究開始時の研究の概要 |
S-アデノシルメチオニン(SAM)はメチオニンとATPから酵素MAT2Aにより合成される。SAMはDNAやヒストン、RNAのメチル化に必須のメチル基供与体であり、遺伝子発現の調節を介して細胞の分化制御に重要と予想される。しかし、生体内の造血におけるSAMの役割には不明な点が多い。そこで本研究では、造血細胞特異的MAT2A欠損マウスの解析を通してSAMの造血幹細胞分化での役割を解明する。メチオニン代謝は自己免疫疾患やがん、老化の治療標的としても近年注目されており、本研究は栄養の代謝が造血細胞の分化を制御する仕組みを解明するとともに、現代医療が直面する諸問題を克服する端緒になると期待される。
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