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EVI1高発現白血病での白血病幹細胞の維持機構の解明と治療法の探索

研究課題

研究課題/領域番号 22K16299
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
研究機関東京大学

研究代表者

日野 俊哉  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20935746)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2022年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード急性骨髄性白血病 / EVI1 / 白血病幹細胞 / CRISPRスクリーニング / 急性白血病 / 白血病 / 幹細胞
研究開始時の研究の概要

急性骨髄性白血病(AML)の中でEcotropic viral integration site 1 (EVI1)高発現はde novo AMLの約5~10%程度に認められ、予後不良因子として知られるが、近年の分子標的治療の進歩にもかかわらず有効な治療法が開発されていない。本研究では、EVI1高発現白血病マウスモデルを用いて、EVI1の白血病幹細胞性の維持に関わる分子学的機序を明らかにすることで、新しい治療標的薬を開発することを目的とする。

研究成果の概要

EVI1高発現は初発急性骨髄性白血病の約5~10%程度に認められ、極めて予後不良であることが知られるが、有効な治療法が開発されていない。本研究ではEVI1が白血病幹細胞の幹細胞性の維持に関わる機構を明らかにするために、EVI1高発現白血病マウスモデルを用いて、RNAシークエンス解析およびクロマチン免疫沈降シークエンス解析を統合的に解析し、白血病幹細胞でEVI1に制御されると予想される候補遺伝子を抽出した。これらの候補遺伝子についてノックアウトライブラリースクリーニングを行い、白血病幹細胞の維持に必要な遺伝子の絞り込みを行い、12遺伝子を候補として抽出した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究ではEVI1高発現白血病マウスモデルを用いて、RNAシークエンス解析およびクロマチン免疫沈降シークエンス解析を統合的に解析し、さらに、in vivoでのノックアウトスクリーニングを行い、EVI1高発現白血病モデルマウスにおいて白血病幹細胞の維持に必要な遺伝子を抽出した。これらの遺伝子のEVI1高発現白血病における白血病幹細胞性維持機構を明らかにすることで、EVI1高発現白血病における新規治療を開拓できる可能性がある。

報告書

(3件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2025-01-30  

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