研究課題/領域番号 |
22K16341
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
LEE WENSHI 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (30883590)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Rheumatoid Arthritis / Lactosome / Drug Delivery System / miRNA-9 / RasGRP4 / rheumatoid arthritis / arthritis mouse model / drug delivery system / lactosome |
研究開始時の研究の概要 |
1. The delivery of miR-9 using lactosome (Kyoto University-Shimadzu Product) in RASFs 2. The effects of lactosome-miR-9 on RASFs 3. Lactosome-miR-9 in CIA mice
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研究成果の概要 |
ラクトソーム-ミR-9をコラーゲン誘発関節炎マウスモデルに静脈注射し、ラクトソーム-コントロールsiRNAを対照群として使用した。平均関節炎スコアは、対照群に比べてmiR-9群で比較的低かった。ラクトソーム-miR-9群の関節の組織学的評価では、炎症の減少が示された。STIAマウスを使用して関節炎を誘発し、異なる関節炎モデルにおけるラクトソーム-miR-9の有効性を確認するために実験を繰り返した。 ラクトソームを使用してRasGRP4を標的とする可能性を調査した。RasGRP4の欠損は、適応免疫応答を抑制することなく、K/BxN STIAおよびAIAの両方を軽減した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々の研究成果の科学的および社会的意義は、関節炎治療における新たなアプローチを提供する点にあります。ラクトソームを用いたmiR-9の投与は、炎症を効果的に抑制し、既存の治療法に対する耐性を克服する可能性を示した。さらに、RasGRP4の標的化は、免疫応答を維持しつつ関節炎の症状を軽減する新たな治療戦略となり得る。これにより、関節炎患者の生活の質向上が期待され、社会全体の健康増進に寄与する。
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