研究課題/領域番号 |
22K16499
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
山口 早苗 (加治早苗) 順天堂大学, 医学部, 准教授 (50645645)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2025年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 胃癌 / 患者組織由来オルガノイド / 腹膜播種転移 / がん微小環境 / アミノ酸 |
研究開始時の研究の概要 |
胃がんは他の癌種と違い腹膜播種再発の頻度が高く、いったん再発すると治癒は困難であり、再発の危険因子の同定は再発予防に重要である。申請者はこれまでに140例の進行胃がん患者の腫瘍組織と胃の非がん組織をメタボロミクス解析を利用し、腹膜播種再発した患者の腫瘍組織ではβ-アラニンやアスパラギン酸、グリシンなどのアミノ酸の低下を見出した。しかしながら、腹膜播種形成にどのようにアミノ酸代謝が影響しているかはまだ解明されていない。そこで患者由来のがん組織を増殖し周囲の細胞から放出される因子がアミノ酸産生に関与しているか、がん細胞とその周囲の細胞との関係を明らかにしていく。
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研究実績の概要 |
8例の胃癌患者の組織を採取し、そのうち3例のオルガノイド樹立を行えた。5例は樹立できず凍結保存となった。 今後マウスへの腹膜播種モデルをつくりアミノ酸解析を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
オルガノイド樹立の技術に困難と時間を要してしまった。
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今後の研究の推進方策 |
マウスの腹膜播種モデル作成ののちアミノ酸解析を行い、siRNAを検討する
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