研究課題/領域番号 |
22K16547
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
塩崎 弘憲 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (30896816)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 胆管癌 / ライソゾーム / マイトファジー / オートファジー / マイトファジー経路 |
研究開始時の研究の概要 |
胆管癌の有効な抗がん剤が限られている背景に胆管癌における乏血性、低酸素化の関与が考えられている。オートファジーや低酸素誘導性因子(hypoxia-inducible factor:HIF)により誘導されるミトコンドリア特異的オートファジーであるマイトファジーが抗がん剤耐性や上皮間葉系転換の活性化に関与していると考えられているが、これらを標的とした決定的な打開策は皆無である。本研究は、HIFによるオートファジー/マイトファジー誘導機構の役割を、オートファジーの最終分解系であるライソゾームに着目することで明らかにし、胆管癌に対する新たな治療戦略を検討することである。
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研究実績の概要 |
胆管癌は外科的治療を含めた様々な化学療法を用いた集学的治療が期待されているが、有効な抗がん剤が限られていることから、依然として生存率は燦々たる状況である。有効な抗がん剤が限られている背景には胆管癌における乏血性、低酸素化が関係していると考えられており、自己エネルギー供給機構であるオートファジーや低酸素誘導性因子(hypoxia-inducible factor:HIF)により誘導されるミトコンドリア特異的オートファジーであるマイトファジーが抗がん剤耐性や上皮間葉系転換(EMT)の活性化に関与していると考えられているが、これらを標的とした決定的な打開策は皆無である。本研究の目的は、常に低酸素状態にある胆管癌における、HIFによるオートファジー/マイトファジー誘導機構の分子生物学的役割を、オートファジーの最終分解系であるライソゾームに着目することで明らかにし、胆管癌に対する新たな治療戦略を検討することである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
ライソゾーム酵素活性として酸性αグルコシダーゼ(GAA)や酸性βグルコシダーゼ(GBA)の酵素活性との相関は認めなかったため遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
胆管癌の治療抵抗性や抗がん剤抵抗性に、胆管がんに特徴的な乏血状態、低酸素状態が関与していると考え、ヒト培養胆道癌細胞株におけるIn Vitro条件下でのオートファジー発現量の評価として、胆道癌細胞株(Noz, OCUG1)においてはオートファジー関連蛋白であるLAMP2やLC3の発現量にを計測する。
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