研究課題/領域番号 |
22K16616
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
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研究機関 | (財)冲中記念成人病研究所 (2023) 自治医科大学 (2022) |
研究代表者 |
小澤 継史 (財)冲中記念成人病研究所, その他部局等, 研究員 (60725654)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | ドーパミン / A11 / A11 |
研究開始時の研究の概要 |
視床下部に存在するドーパミン神経細胞群(A11-15)の中で、A11領域ドーパミン神経系は脊髄へ投射する唯一の経路として痛覚に関与する可能性が示唆されている。感覚異常の抑制経路に関しては両側性支配が強いとされる三叉神経にもA11は投射していることよりA11の機能異常が身体正中線上の痛みにも関与していると推測する。すなわち、治療困難な身体正中領域または左右対称性の痛みにA11の調節機構が関与しているならば、会陰部痛や舌痛症などの正中線上(両側対称性)の痛みの原因としてA11の機能異常が関与しているのではないかと推察する。正中線上の痛みやその抑制の機序を解明したい。
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研究実績の概要 |
各機能分子(神経伝達物質関連分子、疼痛関連神経ペプチド)の免疫染色およびRNAscopeを脳凍結切片を使って行い、染色された脳切片の高解像度の画像を実体顕 微鏡を使って取得する。取得した画像を使って脳連続切片の発現分布比較、各機能分子のA11領域内分布の決定を行う予定である。 成果報告は、Tsuyoshi Yamaguchi, Hidechika Ozawa, Shigeki Yamaguchi, Shinsuke Hamaguchi, Shuichi Ueda, Nobuko Tokuda.Calbindin-positive neurons co-express functional markers in a location-dependent manner within the A11 region of the rat brain.NEURO2022(第45回日本神経科学大会/第65回日本神経化学会大会/第32回日本神経回 路学会大会,沖縄(ハイブリッド),2022年7月1日および、山口 剛,小澤継史,山口重樹,濱口眞輔,上田秀一,徳田信子.ラット脳A11領域のカルビンディン 陽性細胞は、この領域の機能調節を担っている.第128回日本解剖学会総会・全国学術集会,仙台,2023年3月18日で報告をおこなっている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
実験機材の納品遅れによる。
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今後の研究の推進方策 |
実験機材が5月上旬に納品されたので、実験再開の方針。
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