研究課題/領域番号 |
22K16746
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
八木 清 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (00835655)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 深部体幹筋 / アドヒアランス / 腰痛 / 体幹筋 |
研究開始時の研究の概要 |
腰痛を有する国民は極めて多く、社会的活動を制限する代表的な愁訴である。深部体幹筋は腰椎の安定性を保つ筋肉とされ、これらの機能破綻は慢性腰痛と関連があるとされる。慢性腰痛に対する運動療法の重要性は腰痛ガイドラインでもGrade Aに推奨されるが、特に高齢者においては高度な脊柱変形や体力低下などによりアドヒアランスが非常に悪いという現状がある。本研究はアドヒアランスに着目し、高齢者においても高い継続性を保て、安全で効率的な運動療法の確立を目指すことを目的とする。国民の健康寿命の延長および運動療法の普及に寄与することを目指す。
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研究実績の概要 |
慢性腰痛患者の外来診療において、体幹筋力測器具であるRECORE(日本シグマックス株式会社製)の有用性の検討を行っている。この器具は血圧計に類似したベルトを腹部に装着し、腹部に力をこめた際のカフ圧の差を読み取ることで、非侵襲的かつ簡易的に体幹筋力をモニターできる。1-2分で計測可能であるため、外来診察時に定期的に体幹筋力測定を行い数値化することで自宅でのセルフトレーニング継続のモチベーションとなることを期待する。 介入群では体幹筋運動指導に加え体幹筋力の測定を、非介入群では体幹筋運動指導のみを毎月の定期外来受診時に行うことで、自宅でセルフトレーニング継続率の調査および臨床症状の変化、体幹筋の定量評価などへの影響を検討している。臨床症状の評価として各種アンケート調査、他覚的な画像評価として単純レントゲンでの脊柱アライメントの変化や腰椎MRIおよびエコーを用いて体幹筋筋量の定量評価を行っている。データの蓄積を引き続き行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
臨床試験における当施設での倫理審査等に時間を要し、研究開始が遅れたことで、臨床データの蓄積が当初計画よりもやや遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
今後引き続きデータの蓄積を行っていく。 他施設とも連携を図り、多施設での調査を行い、より多くのデータの蓄積および信頼性の高いものとしていく。データの解析を行い、学術集会での発表や論文作成などに繋げていく。
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