研究課題/領域番号 |
22K16768
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
中村 孝幸 熊本大学, 病院, 特任助教 (80759887)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | アミロイドーシス / 椎間板 / 腰椎椎間板変性 / アミロイド |
研究開始時の研究の概要 |
腰痛や下肢の痛み・しびれの原因となる腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症には椎間板変性がその病態に関与しているが、椎間板変性のメカニズムは不明な点も多い。変性した椎間板にアミロイド沈着を認めるが、それが椎間板に与える影響は不明である。本研究はアミロイド沈着が椎間板変性にどのような影響を与えるか解明することを目的とし、椎間板変性の予防法・治療法の確立を目指す。
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研究成果の概要 |
アミロイドーシス患者より採取した椎間板組織の解析で、健常者と比較してアミロイドの沈着が多い可能性を見いだした。また、腰椎手術において脊椎固定術の合併症に隣接椎間障害があるが、アミロイドーシス患者は健常者と比べて固定隣接椎間障害をきたす頻度が高いことがわかった。アミロイドーシス患者の場合は注意して術後フォローが必要と考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
腰椎手術において脊椎固定術の合併症に隣接椎間障害があるが、アミロイドーシス患者は健常者と比べて固定隣接椎間障害をきたす頻度が高いことがわかった。アミロイドーシス患者の場合は注意して術後フォローが必要と考える。
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