研究課題/領域番号 |
22K16778
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 湘南医療大学 |
研究代表者 |
関口 裕之 湘南医療大学, 臨床医学研究所, 研究員 (90547233)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | コラーラ結合型成長因子 / 骨形成促進 / コラーゲン結合ドメイン / BafA / 細菌分子 / 血管新生 |
研究開始時の研究の概要 |
異分野連携により細菌毒素のドメインシャフリングによる運動器再生シーズのProof of Conceptの取得を目指す。①岡山大学、愛媛県立医療技術大学で作製した融合タンパクの血管新生能をin vitroおよびin vivoアッセイにより評価する。②種々のコラーゲン材料に結合させ自然治癒不可能な難治性骨折モデル、骨欠損モデルに供することによりシーズの有用性を明らかにする。③蛍光標識タンパクを用いて投与後の体内動態を明らかにする。
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研究実績の概要 |
外傷後の広範囲骨欠損は治療に難渋する。治療の長期化に伴う患者の社会復帰の遅延は、患者に肉体的・精神的苦痛を与えるとともに医療費の増加と社会経済的損失に直結する。申請者は昨年度、コラゲナーゼ由来のコラーゲン結合ドメイン(CBD)と細菌由来の血管新生促進因子(BafA)のコンジュゲートを作製し、in vitroにおける活性評価とマウス骨折モデルに対する作用を検討したが、骨形成採用は認められなった。昨年度使用したコラーゲンアンカー(ColG由来のCBD)とは異なるColH由来のCBD, PKD-CBDおよびColG由来のtandem CBDをアンカーにもつ、コラーゲン結合型 BafA (BafA-CBD(H), BafA-PKD-CBD(H), BafA-CBD-CBD(G))を生産した。ヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)にCB-BafAを添加し、血管内皮細胞に対する増殖活性を検討した結果、いずれのコラーゲン結合型CB-BafAも血管内皮細胞増殖を有していた。次に、マウス大腿骨モデル(骨切りモデル)を作製し、in vivoにおける骨癒合促進効果を検討した。コラーゲンパウダーとBafA-CBD(H), BafA-PKD-CBD(H), BafA-CBD-CBD(G)を混合後、骨切り部に投与した。投与4週後、マイクロCTを用いて仮骨量、骨塩量、骨癒合率を評価した。コラーゲンパウダーのみ投与した群をコントロールとした。しかし、BafA-CBD(H), BafA-PKD-CBD(H), BafA-CBD-CBD(G)群とコントロール群との間で骨塩量、骨量の差は認められなかった。成長因子部を変更する必要があると考えられた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
種々のコラーゲンアンカーにもつ融合タンパクを作製したが、その効果は in vitroでのみ認められ、骨形成能は示さなかった。
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今後の研究の推進方策 |
異なる成長因子、ペプチドとの融合タンパクを作製し、研究に用いる。
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