研究課題/領域番号 |
22K16821
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
河原 崇司 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 講師 (40555570)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 精管結紮 / 前立腺がん / 神経内分泌腫瘍 / 前立腺癌 |
研究開始時の研究の概要 |
精管結紮(パイプカット・Vasectomy)による前立腺癌の罹患率の向上は米国をはじめとして多くの疫学調査が報告されている。種々の議論があるもののVasectomyによる前立腺癌の発生のハザード比は1-5程度と報告されている。本研究では前立腺癌発生マウス(TRAMPマウス)を用いて、精管結紮における前立腺癌の発癌のメカニズムが解明できると考えた。
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研究実績の概要 |
精管結紮の症例に関して免疫染色を行った。 免疫染色の結果、精管結紮をした症例で悪性度の高い前立腺癌の割合が低いことが分かった。 マウスの精管結紮モデルで精管結紮を問題なく、実施できたことを組織学的に確認した。 TRUMPマウスにおいて、精管結紮を実施した群と実施していない群で精管結紮をしたいない群の方が前立腺癌の発生が抑えられた。 精管結紮をしたマウスの方が悪性度の高い神経内分泌癌の割合が引くことが確認された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
精管結紮モデルが問題なく実施できた。 TRUMPマウスによる前立腺癌の診断、悪性転化も確認できた。
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今後の研究の推進方策 |
日本における医療データベースを用いて、精管結紮と前立腺癌の発生を調査する。 分子生物学的な実験を引き続き継続していく。
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