研究課題/領域番号 |
22K16947
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56060:眼科学関連
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
菊島 渉 山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (60791423)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 加齢黄斑変性 / 抗VEGF療法 / ブロルシズマブ / 感受性遺伝子 / 加齢黄斑変性感受性遺伝子 / 個別化医療 |
研究開始時の研究の概要 |
日本では、加齢黄斑変性(AMD)は高齢化、平均余命延長に伴い患者数が増加している。現在AMD治療の主流となっている抗血管新生薬硝子体注射のうち、2021年に新規承認されたブロルシズマブは、優れた疾患安定性と持続期間が特長であるが、眼内炎症をはじめとする時に重篤な副作用も報告されており、使用には慎重な判断が求められる。 本研究では、再発の高リスクとなる特徴を有する未治療AMD患者を対象に、ブロルシズマブ硝子体注射を導入し、その長期治療成績について、従来の薬剤で治療した患者のデータと比較する。本研究により、再発しやすい遺伝的要因を有する患者への個別化医療につながる成果が見込まれる。
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研究実績の概要 |
前年度までで対象となる遺伝学的に再発リスクの高い加齢黄斑変性症例の組み入れが完了し、長期経過を観察中である。1年間の短期成績として、次年度の日本眼科学会総会にて発表予定であり、その後に論文投稿を計画している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
対象となる高リスク症例の組み入れは完了し、その長期経過を観察中である。短期成績としての解析は終了し次年度4月の日本眼科学会総会で発表予定であり、その後論文化も計画している。
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今後の研究の推進方策 |
長期経過のデータ収集が完了次第、最終の解析を行い学会発表、論文発表へと進展させる方針である。最終年度は論文掲載費用やデータ解析に要する機器の購入などを予定している。
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