間葉系幹細胞集塊（C-MSCs）を用いたインプラント周囲炎の再生治療の開発

• 研究課題/領域番号: 22K17092
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 佐々木 慎也 広島大学, 病院(歯), 歯科診療医 (60848000)
• 研究期間 (年度): 2022-04-01 – 2025-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2022年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2022年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
• キーワード: インプラント周囲炎 / 再生治療 / 口腔インプラント

研究開始時の研究の概要

歯を失った際の治療法の一つであるインプラント治療は急速に普及してきている。それに伴い治療の失敗も問題となっており、最も頻度の高いものにインプラント周囲炎がある。これはインプラント周囲の歯茎が腫れたり膿が出たり、周囲の骨が溶けたりする病気である。完全に予防するのは不可能とされ、その上治療も困難で、見た目や機能が満足に回復できないことも多い。特に溶けた骨を元通り戻すのは困難である。そこで、この研究で新しいインプラント周囲炎の治療法を開発することを目標とした。間葉系幹細胞という骨を作る細胞へと分化できる細胞をインプラント周囲に移植する方法で、インプラント周囲の溶けた骨を再生する治療法を開発する。