研究課題/領域番号 |
22K17097
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
高松 弘貴 昭和大学, 歯学部, 兼任講師 (10878200)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 口腔乾燥 / 唾液腺 / iPS細胞 / 唾液腺オルガノイド / シェーグレン症候群 |
研究開始時の研究の概要 |
研究概要としては、重度の口腔乾燥症を発症しているシェーグレン症候群患者から末梢血に存在するCD4+ T細胞を単離し、iPS細胞を樹立することである。そして、樹立したiPS細胞からオルガノイド技術を用いて唾液腺オルガノイドを分化誘導すること目指す。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、重度の口腔乾燥症を発症しているシェーグレン症候群患者から末梢血中のCD4+ T細胞を単離し、単離したCD4+ T細胞に対しiPS細胞の誘導に必須の因子であるOct3/4, Sox2, c-Myc, Klf4をエピソーマルベクターを用いて遺伝子導入してiPS細胞を樹立することである。そして、樹立したiPS細胞からオルガノイド技術を用いて唾液腺オルガノイドを分化誘導すること目指す。これまでシェーグレン症候群による唾液腺組織の損傷へ対しては薬剤の応用など、治療法が限られてきた。しかし、本研究においてシェーグレン症候群由来のiPS細胞や唾液腺オルガノイドが誘導可能となれば創薬への応用の可能性に加え、傷害を受けた腺組織の再生医療の開発へと繋がると考える。また、同時に疾患メカニズムの解明にも繋がると考えられる。 本年度は昭和大学歯科病院口腔外科での診療で口腔乾燥等の口腔内科的疾患を有する患者の診察を行った。その結果、1名のシェーグレン症候群患者の診察に従事している。症状としては口腔乾燥やドライアイなどの外分泌線における機能低下がメインであり、その他関節リウマチやエリテマトーデス等の自己免疫疾患は認めなかった。検査結果としては、ガムテストで5ml/10分であり、抗SS-A、SS-B抗体は陽性であった。今後は、上記のような症状を有する患者を目標人数の5人まで増やす必要がある。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
シェーグレン症候群患者の診断基準に該当する患者の受診が少ないこと。
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今後の研究の推進方策 |
今後は口腔乾燥をはじめとする口腔内科的疾患を有する患者を他の診療科と連携して目標人数まで増やす必要がある。具体的には他科受診患者へ口腔乾燥に対する診察を行っていることを院内掲示等を利用して周知する。また目標人数まで到達が困難である場合は、本学の膠原病内科等へ患者紹介を検討する。
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